【清元 吉原雀】藤間勘吾、藤間勘楊 скачать в хорошем качестве

【清元 吉原雀】藤間勘吾、藤間勘楊

「吉原雀」とは籠の中で囀る葭切ヨシキリの事で、吉原の遊客をそう指していました。 「俳優(わざおぎ)の昔を今に教草　吉原雀の旧事を　爰(ここ)に移して　三ツ扇誰も三升とやつし事」 ⇒長唄の曲から移してきたことを説明していると言われております。 ※動画では割愛しております。 「凡(およ)そ生けるを放つこと～諸国に始まる放生会」 ⇒旧暦八月十五日に供養のために生き物を放つ「放生会」という行事がありました。 吉原でも盛大に行われ、日ごろは籠の鳥とされる遊女がこの時は外出できることから遊廓では特別な日でした。 「サアサ　来たぞ来たぞ 来たぞよ　～　どうぞ二人がこつそりと」 ここは店の中の様子を語り、「土手節」という曲調で、指名の遊女は人気でいつも他の客と一緒にいることを妬む様なところです。 「深山の奥のその奥の～女子に二つはないわいな」 ⇒遊女が客に甘えて、妻に迎えてもらいたいと睦言を語る場面です。 全体的に「鳥」に掛けて構成されています。立方も放鳥売りの格好に扮し吉原を売り歩き、遊郭の遊女や客との恋の駆け引きなどを「鳥」と絡めて踊り分ける作品に見事に仕上がっています。 ※放生会：八幡宮の祭礼の日に、捕らえた生き物を自然に放生して（放して）功徳とする宗教儀礼のこと。 ※遊客： 定まった仕事を持たないで、遊んでいる人。 #日本舞踊 #藤間勘吾 #藤間勘楊 #清元吉原雀