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静岡土産の人気商品も卵不足が直撃…別商品やパッケージ変更など乗り切る工夫も

行楽地や帰省先で買ってくる「おみやげ」、静岡の人気商品がいま大きな打撃をうけています。鳥インフルエンザによる卵不足で、静岡市の菓子メーカーでは看板商品「こっこ」が品薄状態となり、工夫しながら苦境に立ち向かっています。 斉藤 力公 記者： ゴールデンウィークも終盤に差し掛かり、こちら「こっこ」の工場直売所では土産を買おうと、多くの客がつめかけています 大阪から帰省： 静岡といったら「こっこ」のイメージがあります。生地もそうですが、中のクリームもすごく濃厚で、冷やした「こっこ」が1番好きです 名古屋から帰省： 小さい頃から食べていので、（お土産を）持って帰るならこれかなと 静岡市駿河区の食品メーカー・ミホミの工場直売所は、「こっこ」や「安倍川もち」など静岡土産の定番商品が販売されていて、ゴールデンウィークに入り、繁忙期を迎えています。 しかし鳥インフルエンザの影響で深刻な卵不足となり、3分の1が卵で作られる「こっこ」のプレーン味は4月から品薄状態が続いています。 そのため商品を2個入りと8個入りに限定したり、他の味と合わせて販売するなど対策しています。 ミホミ・中村 宗一郎 企画室長： 希望通りの製造はできていないが、アイテムを絞ったり、効率的に生産したり社内的な対策はもちろんしている。コロナ禍を経て「こっこ」だけに頼らない経営戦略を作り上げてきたので、ある意味トラブルのようなことも、なんとか乗り越えられるのかなと ミホミによりますと卵不足解消のめどはついておらず、秋や冬になるとまたインフルエンザの流行期になってしまうため、2023年いっぱいは厳しいとみています。 外国人旅行客も増えている中で和風のパッケージにしたり、あらたな商品を開発したりと工夫を重ねているそうです。 #卵不足 #こっこ #静岡県 #土産 #静岡県静岡市