240121 　　あなたには価値がある・・価値ある人生を歩みなさい скачать в хорошем качестве

240121 　　あなたには価値がある・・価値ある人生を歩みなさい

2024.1.21 マタイ ６：２６－３４ 「あなたには価値がある」　 保護犬、保護猫がいる。 ・・・人間の愛を受けずに、放置されたり、子供産ませるためだけに利用されて 大事にされなかった犬、ネコ。ずっと何年も、檻の中に入れられていて散歩したこともない。 　外の世界を知らずに育った。　・・・そのため、人間を怖がり、おびえて、隅っこに隠れて、人が呼んでも出て来ない。　食べ物をやっても、食べようとしない。　何日たっても食べようとしない。 人間に対して、全く心を開かない・・・そのため、無理をしないで、時間をかけてじっくりと接していく。 　そこに、人間に慣れている犬やネコがいる。そういう犬猫が、近づいていって、彼らが人間は怖くない。大丈夫だよと、見せていく。　じゃあ、自分も大丈夫かなあ？と少しづつ心を開いて行く。 愛情を注がれた動物も、人間に心を開き、優しく人に接するようになっていく。 　犬もネコも、人間の愛を分かったら、人間を受け入れ、その愛に応答する 　心を開いてくれる。 獰猛で、恐ろしい猛獣も、愛情を注いで育てて行ったら、ちゃんと覚えていて、ちゃんと応答する。 飼い主がけがをしたり動けなくなった時、犬が助けを呼びに行っったり、悲しんでいると寄り添ってくれたり、すごく恩返しのようなことをしてくれたりします。 　動物も、人間の愛情をうけていったら、こんなに変わるのかと思った。 その時思ったのは、人間が神さまの言うことを聞かないのは、神の愛を知らないから、 　神に信頼して生きることの素晴らしさを知らないからだなあと思ったのです。 人間には、見えない神の愛を知っていくのが難しかった 　旧約時代に、イスラエルの民は神を知りながら、神を愛する民とはなりませんでした。 　 ・・・神は恐ろしい、言うこと聞かないと滅ぼされる。天罰を与える神・・・という印象を強く持っていたのではないかと思われます。　 　異邦人も同じで、神さまは、目に見えない。　いるかどうかも分からない。いないんじゃないか。　 　興味もない。　目に見えるものしか信じないと、生きて来た。 　 動物も人間の愛が分かれば、飼い主の言うことを聞くようになるが 人間には神さまが見えない。神の愛も、よく分からない。　神を愛することもなくなり、神の言うことも聞こうとしないのだと思います。 　そこにイエスさまが現れます・・・・ 　　　イエスさまは、人間の目に見えるようにやって来た。 　　　神とはどういう方か。何を考え何をしているのか、見せるためにやって来た。 私を見ているのは、父を見ているのと同じですと言った 　　　人間には見えないので、見えるようにした。分かりにくいので、分かるようにされたのです。 　そして、あなた方は、神に愛されていて、神の目から見て、価値があります。 　と、神さまの思いや考えを、明確に示し、伝え、分からせようとした。 　　　・・・それをよく理解したのは、弟子たちです。身近にいて教えられた。 　ヨハネという弟子は、「人間が先に、神を愛したのではなく、先に神の愛があって、それを知っていった人たちが、その神の愛に応答していったのです」と手紙に書きました。 　人間には分かりにくかったのですが、先に神の愛があって、そのことが、色んなことを通してやっとわかるようになっていって、信じられていった。　 ・・・・ パウロという人も、その重要さが分かってこう書いている エペソ3:17 また、信仰によって、キリストがあなたがたの心のうちに住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより、 3:18 すべての聖徒と共に、その広さ、長さ、高さ、深さを理解することができ、 3:19 また人知をはるかに越えたキリストの愛を知って、神に満ちているもののすべてをもって、あなたがたが満たされるように、と祈る。 　 人間にはそれが分かりにくいし、理解しにくいのですが 　　どういうことなのかを見ていきたい 　空の鳥を見なさい。野の花がどのように育つのか、考えて見なさい。（マタイ６：２６、２８） ルカ12:24 からすのことを考えて見よ。まくことも、刈ることもせず、また、納屋もなく倉もない。それだのに、神は彼らを養っていて下さる。あなたがたは鳥よりも、はるかにすぐれているではないか。 マタイ 10:29　・・・　二羽のすずめは一アサリオンで売られている ・・・ ルカには、からすとなっている。　マタイの10章では、雀とある 　 鳥には、色んな鳥がいる。　色あざやかな鳥、　遠くに飛べたり、　強くたくましい鳥もいる 　ここでの鳥は、名もない鳥、注目されもしない鳥 カラスは・・・・ただ黒くて、くちばしも黒くて綺麗じゃない。 　　　　　　腐った物でも何でも食べて、汚れているとされていた。　 すずめは・・・どこにでもいて、地味な色で、目立たない。　弱そうな小鳥。 　　　　食べ物としても安く売られていて価値がない。特に、いい所も目立った特徴もない。 　野の花もそうである。 　野の花とは、雑草のたぐい。　目立たない所で、ひっそりと咲く花。 　全然目立たない野の花でも、神さまは良くして下さり、価値あるものとして見てくださっている。 　人間の本当の価値とは何かを、よく考えなさいと、言っている。もっと価値あるものではないか さらに ルカ 12:7 （マタイ10:30､31） その上、あなたがたの頭の毛までも、みな数えられている。恐れることはない。あなたがたは多くのすずめよりも、まさった者である。 　髪の毛を数えることは人に出来ないので、神が全知全能であるということではなく 髪の毛は、いつも抜けたり、落ちたりしているが、あまり気にしない。　　 しかし、神さまは、そんなことにも配慮し、数えているほど、あなた方を愛すべきものとして、関心を持って見ているというのです。 　世界中に70億人の人がいても、神は一人一人を、よく理解し、どんな苦労をしているか、どんな 傷を負って生きているか、どんな寂しい思いをしているのか、　 　ああこの人は悩んでいるなあ、苦しんでいるなあ、細かなところまで、頭の毛の数まで、よく、知っておられる。　そんな小さなことも、よく理解してくれているということです。 　 神の目は、監視カメラのように、悪い事しないか監視しているのではなく 　　子供を育てている母親が、細かなところまで、見ているように、 　　実に愛情深く、見ているということです。　 そして 人は良く思う。　自分は、大したことはない。　他と比べても価値がないと思う しかし、あなたはあなただから価値がある 個性に価値がある 一コリント 12:21 目は手にむかって、「おまえはいらない」とは言えず、また頭は足にむかって、「おまえはいらない」とも言えない。 12:22 そうではなく、むしろ、からだのうちで他よりも弱く見える肢体が、かえって必要なのであり、 12:23 からだのうちで、他よりも見劣りがすると思えるところに、ものを着せていっそう見よくする。麗しくない部分はいっそう麗しくするが、 12:24 麗しい部分はそうする必要がない。神は劣っている部分をいっそう見よくして、からだに調和をお与えになったのである。 ・・・人間には個性があって、 手が目になることも、足が頭になることもできませんが、それぞれに大事な役割と価値があると言っている。　　他の人と比べて劣等感を抱くことも、逆に高ぶることも、良くないと言っている。 　　人間は、一人一人が神に造られた神のの作品。それぞれに個性を与えられた傑作 神に似た存在として創造されるという栄誉にあずかっています。 　　　神は自分のかたちに人を創造された。 創 1:27 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。 　　 こういう人間が、神の愛を知って生きて行くことは、とても大事なこと 人間の目標は、人格的な成長にある 　　　すべての人の目標は、キリストに似たものとなること 　　 一ヨハネ3:2 愛する者たちよ。わたしたちは今や神の子である。しかし、わたしたちがどうなるのか、まだ明らかではない。彼が現れる時、わたしたちは、自分たちが彼に似るものとなることを知っている。そのまことの御姿を見るからである。 人格的に成長して、自分のためだけに生きるのではなく 　　皆を愛し、神の御思いをよく理解して、どうして、創造主がこの世界を造り 　　人間を生まれさせ、この世界をどのようにしようとされているのか、 その中で、自分は何をしていったら良いのか 　　良く考えて生きることが重要だと、聖書は教えていると思います 　　 　　人間には価値がある。価値ある生き方とは、どういう生き方なのか 　　それぞれが、大事に生きて行って欲しいと思います