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参政党無力化計画

#参政党 #日本保守党 #立憲民主党 #つばさの党 2020年4月に突如として登場した参政党は、 それまでの政界の予定調和とは明らかに異なる、世の中の不合理を白日の下にさらけ出そうとする訴えで国民的な支持を受け、結党2年で党員10万人を越え、最初の参議院選挙で3.3％の177万票を獲得して勝利し、国政政党となりました。 今となっては信じられないことですが、 仮に参政党が登場しなければ、 日本人の給与がこの30年間世界でほとんど唯一上がっていないという事実や、 国が公表している以上の深刻なワクチン被害が進行しているという状況さえ、 国民が理解することもなく、国内外の圧倒的な力により、日本固有の領土や日本人の肉体そのものが、静かなる侵攻を受け続けていたかもしれません。 ただそうした国民の知る権利に関する動きは、 世の中を意中の状態にデザインしようとする為政者にとっては、好ましいものではありません。 何故ならば、一般市民が世の中の事実を知れば知るほど、 法を上回る権力を乱用することが難しくなるからです。 情報を操り、大衆を意のままに扇動しようとする立場の者にとっては、 参政党という政党は、 予定調和の外に存在する現在のままでは、 万が一にも大きくなってもらっては困る政党の一つに違いありません。 そしてそのために参政党に対しては、 既に周知となっている内部分裂騒動をはじめとして、 その効力を無力化し、為政者の懸念を取り除くための活動が、着々と進んでいると感じます。 その動きを整理すると、 大きくは次の三つの計画が進んでいると感じます。 参政党無力化計画・三つの柱 1.内部崩壊 2.コモディティ化と弱体化 3.アイデンティティの剥奪 1.内部崩壊 2023年の11月、参政党の躍進を支えた中心メンバー5人の内の3人が次々に党を離れる事態が勃発。 参政党そのものを崩壊に至らせる程の動揺とインパクトを以て世間に受け止められ、 その結果、党員および支持者を大幅に減らすこととなりました。 内紛の理由がなかなか明らかにならないことや、離党者の党批判が執拗に続くなど、 一枚岩に見えた組織が、実際には脆弱な寄せ集めに過ぎなかったことが露呈、 党の撃沈までには至らなかったものの、それまで順風満帆だったかに見えた党の航行にとって、 船底に穴が開くほど大きな痛手となったことは確かです。 この参政党の内部分裂の原因や理由などについて、私自身は十分理解しているわけではないですが、 客観的な立場で見れば、車の安全装置として初めから備わっていたエアバックが走行中に開いた、という認識が正しい解釈ではないかと感じます。 開くために仕込まれた安全装置が機能通り開いた訳ですから、それほど驚くことでもないように思います。 エアバックが開いたのは、為政者側の危機感が相当な衝撃に至ったからだと感じますが、 大事故を引き起こす衝撃があったにもかかわらず、車自体は運転手が変わることも廃車になることもなく、そのまま走り続けているのが今の状況だと思います。 その意味では、参政党の内部分裂というある種の政治事変は、為政者側の期待する最大効果は発揮しなかったものの、 事故の爪痕は小さくはなく、それまでの快調な走りとは大きく異なる、このまま順調に走り続けられるのかどうか、 先行きに不安が残る状態という意味では、一定の効果があったという評価になるのだと思います。 2.コモディティ化と弱体化 参政党事件が発生する1か月前の2023年10月に、突如として登場したのが百田日本保守党です。 百田保守党を保守政党として扱うのが妥当かどうかは別にして、 一般的には、 ”日本の国体を守り、LGBTのような急激な左傾化に異を唱える保守政党” という、従来の右左軸では参政党と重なる信条を持った政党であると言えるでしょう。 私自身の目から見ると、参政党と百田日本保守党は、 例えば自民党と日本共産党、アメリカ共和党と民主党のように、目指す方向が全く異なる政治団体だと思うのですが、 グローバリズムによる主権国家への侵略という事実が一般市民からは覆い隠されている現代社会においては、 この二つの政党は同じカテゴリーに属する政治団体として語られるのだと思います。 そして百田保守党は、空中分解した後の参政党と比較すると、 党幹部個人の知名度や人気が圧倒的に高いという特徴があります。 これにより百田保守党は、LGBTや移民の増加など、急激に壊されつつある日本社会に危機感を抱く国民の第一受け皿として台頭し、逆に参政党は第二候補として、百田新党の知名度の前に埋没することになります。 更に百田保守党登場直後に始まったお家騒動により、 党員や支持者の多くが参政党を離れ、百田保守党に流れたものと考えられます。 百田日本保守党の登場により、参政党の保守政党としての存在感と役割が、一般有権者から遠ざかり剥奪されることにより、弱体化されることになったのです。 3.アイデンティティ剥奪 そして、組織の内部分裂や新党の登場など、目に付く変化とは別に、 静かに進行しているのが参政党アイデンティティの剥奪です。 皆さん、これがどこの政党か分かりますか？ オレンジに身をまとった参政党と思いきや、実は立憲民主党です。 2024年4月の衆議院補欠選挙、島根１区で当選した亀井亜紀子氏も、選挙期間中鮮やかなオレンジ色をイメージカラーとしているなど、最近の立憲民主党は男女に関わらずオレンジ色を全面に出した選挙戦を展開し始めています。 この事実を初めて目にした時、 政治の世界は、脚本のある予定調和で動いているのだなと直感しました。 この立憲民主党のオレンジ作戦は、 内部崩壊により組織が疲弊し、百田保守党により知名度が相対的に下がった参政党に、最後の一撃を与える可能性があると考えます。 一目で参政党と理解できる明確な政党アイデンティティであるカラーコードが、最大野党である立憲民主党に奪われてしまうからです。 テレビを中心に情報を取得する大半の有権者や一般市民にとっては、メディア露出度の低い参政党に代わり、今後数年の内にオレンジ色の党イコール立憲民主党と認識される可能性が高いです。 参政党無力化の影響 今回紹介した参政党無力化施策は、 2024年4月に行われた衆議院補欠選東京15区で早くも効果を発揮しました。 2022年の参議院選挙で177万票を獲得した参政党の熱狂は影を潜め、選挙結果も百田保守党にトリプルスコア近い差をつけられる結果となりました。 参政党骨抜きの無力化 そしてもう一つ、 衆議院補選東京15区で異変を感じたことは、 従来執拗に参政党を狙ってきた妨害工作が、 この補欠選挙に関しては様々な政党に対して迷惑行為を行い、 そしてそれを大手マスコミが報道するという対応が目だったことです。 従来決して公共の電波や新聞紙面に載ることのなかった活動が、 ここに来て大々的に報道されるようになったのです。 その結果、ますます参政党への注目が他方へ分散し、存在感が薄まるという結果が生じました。 内部分裂により、知名度を決定的に失った参政党は今後、 ・保守の政策は百田日本保守党が、 ・オレンジは立憲民主党が ・トンデモはとんでもの党が それぞれ引き継ぐことで、 結党直後の参政党を国政政党に押し上げた国民の熱狂や期待感が、 アイデンティティの要素ごとに解体され全て他党に奪われ、特徴のない政党として苦戦を強いられることになる可能性は否定できません。 予定調和の世界の政界にとっては、参政党が次の参議院選挙で国政政党の座から滑り落ちるということを、その布石を打つことで静かに目論んでいることでしょう。 そしてそれは、先の東京15区補選を見る限り、高い確率で現実化する未来、ということが予測される状態にあります。 参政党無力化後の投票先 国政政党としての参政党が失われてしまうことは、日本人にとっては手痛い状況が生じることになります。 何故ならば、選挙で投票すべき政党が、再び失われてしまうからです。 私自身は参政党党員でも固定的な支持者でもなく、選挙毎に投票先を選んで投票するいわゆる浮動票有権者ですが、 参政党が不在となれば、有権者としては困った事態に陥ります。 ですので今の政界の状況においては、参政党が引続き日本人の独立と豊かさを求めるナショナル保守の気鋭として存続してもらわなければならないと感じます。 正直言って、百田日本保守党が、日本の国家権力を豊かに強くするためではなく、 日本人を豊かに強くすることを目的とした政治団体であれば喜んで投票するのですが、名前とは異なりそれが全く期待できない以上、引続き参政党に頑張ってもらわなければいけないと感じています。 参政党無力化計画は、どこまで準備され、どこまで効果を発揮するのでしょうか？ そして参政党は、それをはねのけ再び国民の期待を背負うことができるのでしょうか？ やがて訪れる衆議院選挙が、今後を占う大きな山場となりそうです。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 『東京子育て酵母』 このチャンネルは、家族帯同で海外赴任を経験し、東大生の子を持つ父親が、東京23区内での生活を通じ、子育てや教育、住まい、日本の在り方について発信するチャンネルです。 日本が再び立ち上がり、世界をあまねく照らすために必要な矜持や情報を届けします。 日本語と日本文化をこよなく愛すると共に、海外や都外から、東京都内に転入する子育て家族を応援します。 ご案内は、東京子育て酵母｜mommapapa がお贈りします。 この機会に、チャンネル登録と評価を是非お願いいたします。この機会に、チャンネル登録と評価を是非お願いいたします。 また、Twitter、Instagram、Podcastでも情報を発信しております。 合わせて是非フォローをお願いします。 HP｜https://mommapapa.hatenablog.com/entr... Twitter ｜  / cosodatelabo​   Instagram｜  / cosodatelabo   Podcast｜https://anchor.fm/mommapapa YouTube｜   / @cosodatelabo   取材・お問合せ・ご連絡は以下のフォームからお願いします。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FA... ではまた次回。