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コロナで困窮家庭へ就労支援　無償でオンライン学習プログラム（2020年9月24日）

貧困家庭の支援を行うＮＰＯ法人キッズドアは、新型コロナウイルスの影響で収入が大幅に減少した子育て世帯が、安定的に収入を得ることができるよう、オンラインでウェブデザインを学べるプログラムを東京フリーランスと共同で開始したと発表しました。 これは、116人の応募者から選ばれた10人が90日間無償でトレーニングを受けられるというもので、応募した人からは、「コロナで派遣の仕事がゼロになった。面接に行く交通費もない」などといった悲痛な声が寄せられているということです。 ＮＰＯ法人の渡辺理事長はコロナ禍では、就労支援の在り方も変わっていくべきだとしています。 【渡辺理事長】 「圧倒的に非正規が打撃を受けていて、失業しているので、収入ゼロとか今月４万円という方がいらっしゃって、今の環境で正規雇用は難しい。 国でもいろんな就労支援をやっているが、保育士、看護師などひとり親だと職種が限られていたり、トレーニングにも時間かかる。今の状況にマッチしていない。 コロナの中で仕事を失う方に、もうちょっと新しい就労支援の形、この先も厳しいなかでこれから需要が見込めるＩＴ業界の支援があるといいのではと」 今後は行政とも連携して貧困家庭への就労支援を続けたいとしています。 ＃新型コロナウイルス＃ＮＰＯ法人キッズドア＃コロナ禍＃収入減少＃就労支援