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星空の魅力伝え続け50年 天文台ベテラン解説員が最後のプラネタリウム案内 仙台

仙台市天文台で半世紀にわたり星空の魅力を伝えてきた解説員の女性が20日、最後の1日を迎えました。天文台には多くの人が詰めかけプラネタリウムでの優しい語り口に耳を傾けました。青葉区錦ケ丘にある仙台市天文台。20日、ベテラン解説員が最後の1日を迎えました。仙台市天文台の高橋博子さん69歳です。プラネタリウムの上映が始まる前から天文台には、多くのファン、さらには、同級生たちもかけつけました。50年来の高橋さんファン「きょうラストということで西公園のラストの時も高橋さんの解説で聞いて今回も絶対に来なきゃと思って朝早く出てきてチケットを取った」 小中学校の同級生「皆さんに最後来ていただけるすごいなと日本でも有名天文学の方ではそんな彼女を尊敬しています」 仙台市天文台・高橋博子さん「一言でいえばいろいろなことがあった思い返すと楽しかったことがいっぱいよみがえる。（天文台は）私にとって自分らしくいられるような場所」  星への愛情と優しい語り口で人気者に勤続50年。最後の解説を聞こうと長蛇の列ができていました。 小さいころから星が好きだった高橋さん。高校卒業後の1975年に仙台市天文台で働き始めました。人一倍強い星への愛情や優しい語り口で天文台の人気者に。結婚後も子育てと両立しながら解説員を続けてきました。仙台市天文台は今年で70周年。自身も今年で70歳となるのを機に解説員を引退することを決めたといいます。仙台市天文台・高橋博子さん「天文台のやってきたことや天文台がどういうところだったかを知らない人たちにも知ってもらいたい。節目の星空を皆さんと楽しみたいそんな思い」星の魅力伝え”半世紀”　いよいよ最後の解説高橋さん、いよいよ最後の解説です。仙台市天文台・高橋博子さん「大変お待たせいたししました皆さんこんにちは・・・投影させていただく私は高橋博子と言いますみなさんどうぞよろしくお願いします」仙台市天文台が開館した1955年当時の星空の解説や2007年まで西公園にあった天文台の写真や動画を使った説明など天文台の歴史を振り返る特別なプログラム。 プログラムは高橋さん自らが構成しました。訪れた人たちも高橋さんの最後の解説に聞き入ります。高橋さん「明日も皆さんにとって元気で幸せな一日になりますように。きょうで最後になりましたこの時を見届けてくださりありがとうございます」「皆さんの愛に包まれ幸せな45分間」およそ45分間の上映は無事終了しました。鑑賞した人「貴重な映像と懐かしい映像があって西公園時代から活躍されていたので素晴らしい中学時代に高橋さんのプラネタリウム聞いたので思い出が湧き上がるようで良かった」 鑑賞した人「本当に高橋さんらしい投映だった最後一緒の星を見られて良かった」上映を終えた高橋さん、ホッとした様子を見せていました。高橋さん「皆さんの愛に包まれてすごく幸せな気分」上映を見た後輩も高橋さんの思いを引き継いでいきます。高橋さんの後輩「（高橋さんと）同じ人間にはなれないが同じ気持ちを持ち市民に（星への）思いを伝え続けたい」高橋さん「今度は見せてほしいと思っている望遠鏡できれいな天体を見せてね、あるいは色々なプラネタリウムに行き他の館の投影を見たりここに遊びに来て後輩たちの投影を見たりそんな時間が増えるかと思う」高橋さんは、今後は客という立場でプラネタリウムや星空を楽しむということです。 詳細は NEWS DIG でも！↓ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tb...