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【向峠秋季大祭】「塵輪」劔霊神社　2025/10/26

【向峠秋季大祭】 2025年10月26日、劔霊神社（けんれいじんじゃ）にて行われた向峠秋季大祭の前夜祭の様子を収録しました。 当日の奉納演目のうち、撮影の都合により「塵輪」のみの公開となります。ご了承ください。 前夜祭では、地域の皆さまが集まり、神楽の囃子が境内に響き渡るあたたかな雰囲気の中で奉納を行いました。 迫力ある舞を、どうぞご覧ください。 【演目：塵輪（じんりん）】 神楽歌：弓矢取る　人守りの八幡山　　　誓いは深き　石清水かな 第14代仲哀天皇（ちゅうあいてんのう）・帯中津日子（たらしなかつひこ）が、異国より攻め寄せる軍勢を迎え撃ち、その中にいた翼を持ち黒雲に乗って飛び回る悪鬼「塵輪」を討伐する物語です。 天皇は天の鹿児弓（あめのかごゆみ）、天の羽々矢（あめのはばや）を携え、高麻呂（たかまろ）を従えて戦いに臨み、激戦の末にこれを退治します。 この演目は「人皇（じんのう）」「人倫（じんりん）」とも呼ばれ、仲哀天皇による塵輪征伐を神楽化したもので、石見神楽（いわみかぐら）を代表する鬼舞（おにまい）の一つです。地方によっては二神一鬼（にしんいっき）・三神三鬼（さんじんさんき）など演じ方に違いがありますが、いずれも勇壮な戦いが描かれます。 塵輪は「台風の脅威」を象徴するとされ、古くから災厄を祓う舞として伝えられてきました。 舞台では、神と鬼が激しく入り乱れるスピード感あふれる戦いが展開され、勇壮な囃子（はやし）とともに観客を魅了します。迫力ある決戦劇をぜひご覧ください。 向峠神楽保存会では、地域に伝わる神楽を未来へ受け継ぐ活動を行っています。 チャンネル登録・高評価で応援していただけると励みになります。 #向峠神楽 #塵輪 #岩国市 #劔霊神社 #神楽 #秋季大祭