お互いの作品を読み自分の作品に活かしていた？ 清少納言と紫式部の対立【光る君へ】 скачать в хорошем качестве

お互いの作品を読み自分の作品に活かしていた？ 清少納言と紫式部の対立【光る君へ】

清少納言と紫式部は、ドロドロの対立関係にあったというイメージがありますが、実際の2人が顔を合わせた可能性は低く、枕草子を読んだ紫式部が一方的に清少納言を批判していました。 当時一流の知識人であった紫式部は、漢学は男の学問であったことから自分は周りに睨まれないよう漢字を読めないふりをする中、完璧とはいえない漢学知識をひけらかし男性の心を掴む清少納言や定子を嫌っていたとされます。 政治的にも、枕草子は一条天皇に定子を思い出させ、紫式部が仕える彰子から一条天皇を遠ざける役割を果たしており、顔を合わせなくても紫式部にとって清少納言は憎たらしい存在でした。 今回は、お互いが源氏物語と枕草子を読んで自分の作品に生かすという文学的な交流もあったとされる清少納言と紫式部の関係性について紹介します！ ----------------------------------- 参考文献 山本 淳子『枕草子のたくらみ』 https://amzn.to/3STfuaF 倉本一宏『紫式部と藤原道長 (講談社現代新書)』 https://amzn.to/47nIHi1 山本淳子『道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのか (朝日選書1039)』 https://amzn.to/3unAL2Q 石田穣二『新版　枕草子（下） (角川ソフィア文庫)』 https://amzn.to/49bR8i4 山本淳子『紫式部日記　現代語訳付き (角川ソフィア文庫 A 205-1) 』 https://amzn.to/3uwl6OO ----------------------------------- レキショック　公式Twitter   / reki_shock_   中の人 個人Twitter   / rekishock0919   レキショック　WEBサイト https://rekishock.com/ 【画像引用】 大河ドラマ光る君へ公式サイト https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1... 【目次】 01:19 紫式部の清少納言批判 06:27 紫式部の清少納言に対する思い 12:12 枕草子と源氏物語の繋がり #光る君へ　#清少納言　#紫式部　＃大河ドラマ