小児科医「子供はコロナよりインフルエンザの方が怖い」重症化の恐れも…今シーズン特有のワケとは скачать в хорошем качестве

小児科医「子供はコロナよりインフルエンザの方が怖い」重症化の恐れも…今シーズン特有のワケとは

今年に入ってからの石川県内の新型コロナ感染者。10日は661人だったため、計1万2653人と10日で1万人を超えています。さらに県は1月5日、3年ぶりにインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。 恐れていた新型コロナとインフルエンザの同時流行。医療現場の今を取材しました。 金沢市内の小児科です。この日は休日当番医。患者が殺到することを予想し、診療時間を15分早めましたが、問い合わせの電話が止みません。 このクリニックでは患者の待ち時間を減らすため、1時間に10人の予約制にしましたが…。 （リポート） 「現在午後3時ですが、駐車場は満車の状態が続いています」 結局この日クリニックを訪れた患者は101人。このうち新型コロナの陽性が30人、インフルエンザの陽性は15人でした。医師はこう警鐘を鳴らします。 村田祐一院長: 「子どもさんのコロナは重症化しにくいんですけども、インフルエンザの方がちょっと怖いですね」 どうしてインフルエンザの方が怖いのか…。村田医師によるとこの2年、国内でインフルエンザが流行しなかったことから、インフルエンザの予防接種を受けていない子どもが増えているというのです。 村田祐一院長: 「抗体を産生する能力のないお子さんが3～4歳ごろまで増えています。その方たちがかかると、重症化する心配が増えています」 命に関わる場合があるインフルエンザ。しかし予防接種をすでに終了しているクリニックが多いそうです。その理由は…。 村田祐一院長: 「特にインフルエンザの場合は、小さいお子さんは2回打った後2週間ぐらい効果が出るまでかかります。今からだとちょっとギリギリ…もしくはもう手遅れかなという気がします。今はインフルエンザとコロナ両方の対応でいいと思います。密を避ける、手洗い、マスクですね。昨日くらいの当番医の先生の話を聞いていると『そろそろ（コロナとインフルエンザの患者数が）逆転しそうだ』という話です」 改めて日々の感染対策を確認し直したいところです。 石川さんLiveNewsイット　https://www.ishikawa-tv.com/minnano_n... （2023年1月10日放送） #新型コロナウイルス #インフルエンザ #小児科 #医療