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蕎麦で地域おこし

撮影日１０月１２日（日）放送日２０年１２月１１日～放送分 タイトル　蕎麦で地域おこし １０月１２日（日曜日）、爽やかな秋空の下、藤原町山口の転作田で、都市住民との交流を深めるグリーンツーリズム事業が行われました。心地よい青空と、一面に広がる緑、蕎麦の花の可憐な白さが見事なコントラストを見せたこの日。名古屋市に拠点を置き、東海三県は元より、蕎麦の本場長野県を始め、北は北海道、南は九州までたくさんの名店が名をつらねる、蕎麦愛好家「サラザン倶楽部」が参加者を募り、契約農家となっているいなべ市の生産者の転作田で行ったものです。８月に参加者が農家の方の指導のもと種をまいた蕎麦の花。この花を鑑賞しようと開かれ、満足げにカメラに収める人の姿も多く見られました。また、お隣藤原簡易パーキングでは、このグリーンツーリズム事業に合わせ、いなべ市がそば打ち実演を行いました。手慣れた様子の蕎麦打ち職人達・・・実は、皆さん市の職員なのです。ご存じの様に、いなべ市では、地域お越しの一環で、獣の食害に強い蕎麦の実に着目。２００２年から蕎麦への転作を奨励し、現在では、３０ヘクタールもの蕎麦の畑が市内に広がっています。今後も、地産地消の追い風と共に、蕎麦を通じて地域お越しを更に加速させようと市の職員達も奮闘中！これまでに、そば打ちの段位認定会にも参加し初段を取得しています。さて、地域お越しへの熱意がこもるその味は、こしがあり、食べ応えがあって美味しいと好評を得ていました。