【ばけばけ】マーサのモデル、マティ・フォリーの生涯【小泉八雲の黒人の前妻アリシア】 скачать в хорошем качестве

【ばけばけ】マーサのモデル、マティ・フォリーの生涯【小泉八雲の黒人の前妻アリシア】

今回は、NHKの朝ドラ「ばけばけ」に登場するマーサのモデルを紹介します。 マーサはレフカダ・ヘブンがアメリカ時代に結婚していた女性なので、マーサのモデルはラフカディオ・ハーン（小泉八雲）が最初に結婚した黒人の妻マティ・フォリー（アリシア）です。 マティ・フォリーは、1854年にケンタッキー州メイスヴィルで、白人の牧場主と、奴隷の間に生まれました。 1854年は下田と函館か開港され、日本の鎖国が終わった年で、マティ・フォリーは小泉節子より14歳年上になり、ライザ・ベルズランドのモデルとなったエリザベスビ・スランドより7歳年上になります。 さて、マティ・フォリーが7歳の時に南北戦争が始まり、9歳の時にリンカーン大統領が奴隷解放宣言を出したので、マティ・フォリーは自由の身となります。 南北戦争が終結すると、マティ・フォリーは働きながらケンタッキー州を点々とし、14歳の時に男の子を出産すると、オハイオ州のシンシナティーに出て、下宿屋の料理女として働くようになります。 そして、マティ・フォリーが17歳の時に、4歳年上のラフカディオ・ハーンが下宿屋にやってきて、下宿するようになりました。 ラフカディオ・ハーンは19歳の時にイギリスからアメリカに渡ってきた移民で、非常に貧しく、印刷所で働きながら、雑誌に寄稿をしていた時期でした。 マティ・フォリーは非常にやさしく、ラフカディオ・ハーンがずぶ濡れで帰ってくると、暖炉で服を乾かしたり、病気になったハーンを親身に看病したりしました。 ラフカディオ・ハーンは台所でマティ・フォリーに苦悩を語り、またマティ・フォリーの悲しい生い立ちを聞き、2人は親交を深めていきます。 マティ・フォリーには不思議な能力があり、幽霊を見ることができたので、ブードゥー教の信者から強力な霊媒とみられていました。 マティ・フォリーは霊媒とみられることを嫌ったのですが、数々の心霊体験をしていたので、いくつもの幽霊の話しを次々に語ることができました。 マティ・フォリーは、1度も読み書きを習った事が無いのですが、非常に優れた記憶力と豊かな表現力で幽霊の話しをするので、下宿していた人たちはマティ・フォリーの幽霊の話しに聞き入りました。 子供の頃に霊体験をしていたラフカディオ・ハーンは、霊的なものに強い興味をもっていたため、マティ・フォリーの幽霊の話しに魅了され、やがて2人は結婚します。 後にラフカディオ・ハーンは来日して、日本人の小泉節子と結婚するのですが、小泉節子もハーンの女中として働いており、物語が好きで、数多くの怪談や伝承を知っており、元妻とマティ・フォリーと妻の小泉節子は共通点があります。 #ばけばけ　#朝ドラ　#マーサ　#小泉八雲　#ラフカディオ・ハーン　#マティ・フォリー 画像引用：NHKの朝ドラ「ばけばけ」など