【リズムとテンポの違い】ドライバーとショートアイアン。スイングリズムもスイングテンポも大体一緒。だから自ずとヘッドスピードは変わるんだ、って、この意味、理解できますか？《第132回》 скачать в хорошем качестве

【リズムとテンポの違い】ドライバーとショートアイアン。スイングリズムもスイングテンポも大体一緒。だから自ずとヘッドスピードは変わるんだ、って、この意味、理解できますか？《第132回》

スイングリズムを表すワードとして、恐らく日本で一番ポピュラーなのは“チャーシューメン”でしょう。ゴルフ漫画「明日天気になあれ」で主人公がボールを打つ際、自らに発する掛け声的なもので、まぁ、若い人は別として、ゴルファーなら誰もが一度は試したであろうリズムの取り方だと思います。でも、それって漫画上、打ち急ぎを防ぐためのものなんですよね。サッとクラブを上げるのでなく、“チャー”、“シュー”と２拍持たせて、ゆっくりとバックスイングし、“メン”で打つ。……自分、その漫画、いつしか連載されていた雑誌で読み始めましたが、ゴルフ雑誌の世界に入って同僚に教わるまで何年間も、“チャー”で構えて、“シュー”でクラブを上げて、“メン”で打つ、と思い込んでいました。自分と同じ思い違いをしている人、多いんじゃないでしょうか？　実は湯原プロに今回確認したところ、「えっ、そうだったの？」と。要は自分同様“チャー”で構えて、“シュー”でクラブを上げて、“メン”で打つ、リズムだと思っていたのです。 しかし、湯原プロ。「うーん、スイングリズムは人それぞれでいいわけで、“チャー”、“シュー”で上げようが何でもいいんだけど……。正直、それだと逆にリズムが取りづらいんじゃないかな。だって、スーッと上げてパーン、と打つようなリズムのほうが絶対的に流れよくスイングできるだからね」。……その辺りのウラ話、どうぞ参考に、今回の講義、ご聴講下さい。 ゴルフ界随一の理論派プロ 　代名詞は切れ味鋭いアイアンショット 　　東京国際大ゴルフ部監督 湯原信光 ゆはら・のぶみつ／1957年８月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算７勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属 　７歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。 　特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。 　2013年７月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。 　ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学５年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。 《目次》 00:00 リズムとテンポ 01:24 振り子の法則 03:12 ヘッドスピードは… 04:12 心地よりワード 05:44 自分なりの工夫例 07:05 基本全ての番手で 08:06 練習場にて実演 ▼当チャンネルURLはこちら    / @n.yuhara-golf32   ＃ゴルフの知識を深める～スイングの核心～