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初冬をどう過ごすか「鬱から深い喜びの入り口がある」

紅葉の季節になると人の心も変化し、場合によっては鬱状態に至る人も多くいます。人は何等かの喜びがないと生きていけません。これまでの喜びの手ごたえが薄れていき、何をしても喜べないようになるのが、初冬に多い人の心の症状とも言えます。 エネルギーが有り余っているような場合は、初冬だろうが真冬だろうが、元気いっぱいで過ごせますが、何かのきっかけで、私たちはまるで足をすくわれるように、元気をなくし、鬱状態に陥る場合があり、初冬はそうしたことが起こりやすい季節です。 きっかけは様々でしょう。金銭面での心配、健康面での不安、将来の悲観など、様々ですが、一度落ち込むと、なかなか抜け出せない季節的な暗さがあるように思います。 しかし、そうしたことがなぜこの時期に起こりやすいかを知ると、この世の完成度の高さに驚くと思います。人が生きるには何等かの喜びが必要ですが、その喜びがなぜか、落ち込みやすいこの季節にはしおれてしまいます。 以前のようにはならない、できない、気持ちが乗れない、、、、 季節の変化は私たちに、喜びの深化を促しているのです。これまでの喜びよりもさらに深い喜びへ私たちを誘い出します。秋になると文化祭や展覧会、美術展や音楽会など、文化面の季節が訪れたように感じますが、体を動かす喜びから、内的な喜びへシフトするように、季節が私たちに促していると思えば、納得がいかないでしょうか。 実際そうだと思うのです。喜びの対象、喜びの質が成長と共に変化していくのが、本当は自然なのですが、私たちの社会の価値観や喜びは、常に一定であまり変化しません。春も夏も秋も冬も、季節など関係ないかのように、仕事に追われ、お金に追われ、価値観の変化を許そうとしません。 人間が喜び主体で生きると、喜びはどんどん進化アップしていきます。人をいじめて喜んでいた人が、人を助ける喜びに目覚めてしまうと、もういじめて喜ぶことはできないようになります。喜びのレベルは必ずアップするからです。成長とは、喜び主体の時に起こる現象であり、恐怖と不安をばねに人が成長することはないのです。 これまでの喜びをいったん終了させ、次の段階へ行くように、初冬が訪れます。季節が人を成長させるようにしているわけです。なので、この季節は、これまでの喜びがいったんストップし、これまでのようにいかなくなる季節となります。 しかしそれは、喜びの内的探求には非常にすぐれており、本を読みたくなるとか、自然の中にいたくなるなど、私たちが新しい扉を開くように働いてくれます。一見、憂鬱に感じるこの季節ですが、今年もまた内的な旅が始まると思うことで、表面的な鬱では終わらない素晴らしい季節となることでしょう。 ＃愁訴と喜び＃文化祭＃立冬 マドモアゼル・愛　オンラインサロン「風の学習塾」 /    / @マドモアゼル愛   マドモアゼル・愛の新番組　AIラジオ    / @aiラジオ   星と森合唱団　   / @星と森合唱団   公式サイト　http://www.love-ai.com/ ブログ　https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/ ツイッター　 https://x.com/hoshitomori フェイスブック　   / hoshitomori   マドモアゼル・愛「運命の見張り番」 http://hoshitomori.net/ 公式SHOP　http://hoshitomori.net/