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ファミコンディスク「光神話パルテナの鏡」の続編にあたるゲームボーイ版のパルテナの鏡 【Kid Icarus : Of Myths and Monsters】 (普通に訳すと・・・) 少年イカロス:神話と魔獣(モンスター) サウンドトラック→ • [BGM] Kid Icarus : Of Myths and Monsters ... ※ゲームボーイ初期作品のいくつかはゲームボーイカラーで遊ぶと自動的に色がつくので、今回はそれでプレイしています。普段はモノクロです。 (ストーリー) 遥か昔、神々と人間が仲良く暮らしていた時代。 女神パルテナが建国した「エンジェランド」という王国があった。 エンジェランドはいつも太陽が光輝き、人々は農作物を育てながら平和に暮らしていました。 天空の神殿からこの国を見守るパルテナの顔には、いつも笑顔が絶えませんでした。 …しかしある日のこと、その笑顔は夢の中で消えてしまった。 悪夢よりもずっとリアルで恐ろしい夢をみたパルテナは予言者を呼び出し、 その夢を解き明かし、これから起こることを予言するように頼んだ。 予言者は苦しそうにしながら答えた。 「エンジェランドは異世界から攻めてくる邪悪な者に侵略される・・・。 オ・・・オル・・・オルコスという名の恐ろしい悪魔によって!」 その名を口にした予言者は声を失い、石のようにされてしまった。 パルテナはすぐにイカロス軍のリーダー(パルテナ軍親衛隊の隊長)であるピットを呼び出した。 パルテナの護衛であるイカロス軍は、エンジェランドの平和を守る役割を担っており、その仕事を軽んじるものはいなかった。 到着したピットは、女神パルテナから椅子に座るように言われた。いつもと違う雰囲気があった。 そしてパルテナはピットの目を見ながら、こう言った。 「来てくれてありがとうピット。あなたにお願いしたいことがあります。」 そして、パルテナがみた悪夢と予言者のことを話した。 「ピット、私はあなたを信じています。わたしがみた夢はそう遠くない未来に現実となるでしょう。 しかし、この恐ろしい悪魔のことは、他の誰にも話してはいけません、 平和なエンジェランドを混乱に陥れてしまうからです。 ピットよ、エンジェランドの運命と希望をすべて君に託します。悪魔と戦ってください。」 椅子に座り、パルテナはこう続けた。 「古来より、エンジェランドには『三種の神器』があります。 これらの神器を身につければ、どんな悪魔とも戦える特別なチカラを手に入れることができるはずです。」 しかし、ピットにはまだ、この三種の神器を身につけるだけの力がなかったのだ。 そこでピットはパルテナの力を借りて、「三種の神器」を身につけるためのチカラを得るための作戦を考えました。 その使命は3つ。冥府の塔、地上界、天空の塔を制覇する修行の旅に出ることだ。 ピットの留守中にエンジェランドが攻撃されたときのために、パルテナは三種の神器を封印し、冥府・地上・天空のそれぞれの守護者に1つずつ送りつけた。守護者たちが三種の神器を戦わずして手放すことはないだろうと思ったからだ。 ピットの修行が終わり、三種の神器を使えるようになったら、エンジェランドをオルコスの魔の手から守るのはピットの仕事だ。 そう考えたパルテナは、ピットを暗黒の地である冥府の塔へと送り込んだ。 ピットの生死をかけたミッションは、オルコスに制圧される前に「三種の神器」を集め、天空の神殿に持ち帰ること。 勇気を出して、ピット! あなたの旅は始まったばかりです。 ----- 初代のファミコンディスク版が日本ではあまり人気がなかったのか(?)、長らく発売されることのなかった2作目のゲームボーイ版パルテナの鏡。 海外では1991年頃に発売されましたが、日本だと2012年に3DSのバーチャルコンソールでようやく発売されました。(その前に海外版GBソフトを手に入れて遊んでいた人もそれなりにいたことでしょう・・・) 3作目の新・光神話 パルテナの鏡の発売が契機になってGB版がVC化したように思います。 (初代も3Dクラシックスでアレンジ移植されたので、3DSでパルテナシリーズが全部遊べました。) そんな日本では幻とも言えるゲームボーイ版でしたが、VC版では特に日本用のローカライズはされず、海外版と同じ内容で発売されました。(ゲーム側に影響しない部分のアイテムやモンスターの名称などの設定は、海外版から一部見直しがされてました。) 今作は、ファミコンディスク版の続編的な立ち位置ですが、 三種の神器が一部異なる(「鏡の盾」が、「銀の鎧」になっている)ため、もしかすると別の世界線の話かもしれません。 ステージ構成は初代と似ていて、冥府の塔、地上界、天空の塔とそれぞれの要塞を巡ります。 前作だと、メデューサによって石にされたパルテナ様を助けるために冥府界に捕らわれたピット君が脱出する形で旅立ちましたが、今作は来たる災厄に備えるための修行の旅としてパルテナ様に冥府の塔に送り出されるようにして出発します。 ゲーム内容は初代からかなりブラッシュアップされていて、遊びやすくなっています。 ・穴に落ちてやられない(穴がなくなった) ・ジャンプ中にボタン連打でゆっくり下りられる(到達距離も伸びる) ・トンカチが探索用のアイテムとして使える(ほとんど役立たずだったイカロスはリストラ・・・) ・デメリットしかなかったナス状態が、せまいところを移動できるという利点ができた。トンカチも使える。(そのかわり、印象的だったしゃがみスライド移動はできなくなった) ・メガネハナーンがいなくなった・・・(メトロイドっぽい敵のコメトは続投) ・マルチエンディングはなし・・・(修行の成功と失敗がある) 0:00:00 はじまり 0:01:33 ステージ1(冥府の塔) 0:21:56 ステージ2(地上界) 0:45:05 ステージ3(天空の塔) 1:07:01 ステージ4(天空の神殿) 1:20:44 オマケ #ゲームボーイ #KidIcarus #パルテナの鏡