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警視庁　旧型サイレン(電子サイレン)

通過音～停止→発進～同乗音の順です。 70年代、80年代の刑事ドラマではよく聞かれたパトカーのサイレンだと思いますが、このサイレンがその元になったものです。　このサイレンは1970年(昭和45年)に警視庁で試験的に導入したサイレンです。　 当時は機械的にサイレンを吹鳴させるモーターサイレンが主流でその音が戦時中の空襲サイレンに聞こえるという苦情もあり、また騒音公害防止を訴えていた当時の東京都知事が「欧米のようなソフトな音にならないものか」というのを皮切りに従来のモーターサイレンに加えて、この電子サイレン(ファンファンサイレン)が開発され採用されました。 救急車のサイレンも同じくモーターサイレンでしたが、同年に現在でも主流のピーポー音に変わりました。 しかし音が反響したり、自動車の気密性が向上などでサイレン音が聞こえない等の理由で1990年代前期にはなくなり、現在主流のウ～のアンプ式サイレンになりました。　 このサイレンを装備していたパトカーは当時の警らパトカーや一部の捜査用車などです。 ※レコードからのダビングなので、ノイズがあり聞きにくかったり音飛びしれいる部分があるかもしれませんがご了承下さい