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【ちょこCAMP】例えばこんな車中泊【その2】炊けるくん導入ひとり時間ノートにて夕食

#車中泊#タケルくん#ノート 例えばこんな車中泊【その２】 スキー場備え付けの温泉でひとっ風呂。 冷え切った足先を十分に温っめて、 さて今日も頑張ってくれたｽｷｰ板を回収しつつ車に戻りますか。 施設を出ると落ちかけた夕日に照らされ ガランとした駐車場をひとり歩く男の世界に拍車がかかる。 いつまで経っても半人前な滑りを振り返りつつも 手早く水気を拭き狭い車内へと板を放り込む。 この場所は午後６時に閉鎖されてしまうため 夕日を正面に見れる場所に移動だ。 車を移動させるとちょうど今日の仕事を終えた太陽が沈みこむタイミングだ。 お疲れsun。 ビールで乾杯といきたいがまずは夕食のスペースの確保、 そして炊飯をしなくてはならない。 これが今日の主役、炊飯器ことタケルくんだ。（炊けるくん？） MAX2合ほどのお米を約40分で炊くことができる。 コードをポータブル電源と繋ぐと自動で通電するので、すかさず炊飯ボタンを押してスタートだ。 空は群青色に染まりあっという間に暗闇へと変わる。 コンロセットを取り出し食材の温め用にお湯を沸かす。 照明を消すと固形燃料で踊る炎の色気が増して見えるから不思議だ。 といってもキャンプ用の全ての照明を忘れてしまったオレには ポタ電本体の直線的な光りのライトしか残されていないが。が、まあいいか。しっぽりいこう。 クーラーボックスを開け食材を探す。 沢庵を瓶詰めにして持ってきたがこれが大正解。次も持って来よう。 さっそく一口食べると反射で脳がアルコールを求めた。 フロントガラスとワイパーに挟まれた北海道のヤツは キンキンに冷やされている。 始めますか、お疲れsun。 つづく。