モーショントラッキングの使い方を徹底紹介！｜FilmoraPro скачать в хорошем качестве

モーショントラッキングの使い方を徹底紹介！｜FilmoraPro

FilmoraProを今すぐ無料でDownload　▶ 今回のチュートリアルではFilmoraProでのモーショントラッキングの使い方、主にモーショントラッキングとは何なのか、またどのように適用して調節することができるのかを紹介します。 モーショントラッキングとはクリップ内の対象の動きを追跡し、その他の対象に同じ動きを適用させる機能のことです。カメラの動きを追跡して、特定の対象に適用させ、シーン内で自然にモーションを統一することもできます。 モーショントラッキングはFilmoraProの手ぶれ補正機能と同様に、クリップ内のコントラストの高い点を検知し、その点に合わせて動きを分析します。そして分析されたモーションを別のトラックにある２つ目のクリップに適用させます。FilmoraProのモーショントラッキングは、動画、画像、プレーン、テキストなどのメディアエレメンツに適用可能です。２Dトラッキングアルゴリズムが分析されたモーションを、位置、スケール、Z軸回転に適用させるように機能しますが、あらゆる角度の回転および変化には適用していません。 早速適用方法をみてみましょう。まず、モーションをトラックしたいクリップを1番目のトラックに配置します。今回は縦向きのハイキングの映像クリップを使います。２番目のトラックには初めのクリップのモーションを追跡させたいクリップまたは対象を配置します。今回はテキストを利用します。モーショントラックエフェクトをテキストに適用させるために、ビヘイビア内にあるモーショントラックをクリック、コントロールパネルでハイキングの動画クリップが追跡されるように選択します。すると、FilmoraProがクリップの追跡可能なポイントを分析し始めます。 分析プロセスが終了すると、トラッキングポイントがグレーの×マーク(バツマーク)で確認できます。コントローラーが確認できない場合は、エフェクトが選択されていて、かつ選択ツールが有効になっているかをチェックしてくださいね。そして次にどのトラッキングポイントをテキストに追跡させるかを選択していきます。これは手ぶれ機能と同じですね。投げ縄ツールを使って選択していきます。今回はハイキングしている人に合わせてポイントを選択します。動画を再生するとテキストが彼に合わせて動いていくのがわかりますね。 グレーのポイントは選択されておらず、追跡されていない点を示します。色のついているポイントは選択されていて追跡されている点を示します。緑色の点はトラッキングするのに最も適した正確な点で、赤い点はあまりトラッキングに適していない不安定なポイントです。いくつか見られる白い点は追跡された対象の動きを示すものです。この点は対象が動くのと同時に移動し、選択する点を変更するのと同時に変更されます。 ビューアから点を編集することができます。「追加」オプションからは投げ縄ツールで選択された選択位置にポイントを追加することができます。「削除」からはポイントの選択解除ができます。「交換」は投げ縄ツールで選択されたポイント以外の全てのポイントの選択を解除します。 特定のトラックに複数の対象をトラッキングさせることも可能です。それぞれの対象の動きは選択されたポイントによって変わります。試しに３番目のトラックに画像を配置し、地面を追跡するように設定してみましょう。 対象が思い通りに動いていない場合は、ポイントの選択箇所をより正確に設定する必要があります、左または右やじるしを使って再生ヘッドを前後に動かし、ポイントをチェックし関係のあるポイントがトラッキングに最適であるかを確認していきましょう。 今回は追跡したいポイントが地面にあるので、クリップ全体を通してトラッキングに適している、安定したポイントがあります。画像をフレームの外に動かしてみても、画像がフレーム内に自然に入り、出ていきますね。 しかし、対象がフレームに入り出ていくだけでは、フレームの中にある間のみポイントを追跡したことになります。なのでより正確にモーショントラッキングを再現するためにキーフレームを使ってモーションの初めと終わりをモーショントラッキングと組み合わせていく必要があるかもしれません。 全てのエフェクトで使えるテクニックではありませんが、その他のテクニックとして、エフェクトのみをトラックしたい場合、エフェクトを透明のプレーンに適用し、そしてそのプレーンをトラックするという方法があります。例えば、この素材に太陽の光エフェクトを追加してみるとしましょう。メディアパネルから新規作成⇒プレーンをクリックします。そしてプレーンのサイズを選択、今回は3000×3000に設定します。ここで作成するプレーンがプロジェクトより大きく、透明の設定になっていることをチェックしてくださいね。 OKをクリックして一番上のビデオトラックにあたる４番目のトラックへドラッグします。ライトフレアのエフェクトを適用し、【デジタルストライプ】のプリセットを選択します。その他のエレメンツの明るさを０に下げます。このライトエフェクトは楕円の形をしていますが、プレーンのスケールを変更することで丸い形に変更することもできます。 次にモーショントラックエフェクトを適用します。ここで現在のレイヤーの下に配置されている全てのトラックがモーションのリストに表示されているのが確認できますね。 選択したレイヤーの下に配置されているトラックのみトラッキングができる対象となるため、ここでトラックしたいクリップが表示されない場合はレイヤーの配置を調整しなければなりません。今回がハイキングの動画クリップを選択し、背景の雲と山の箇所をポイントとして選択します。 ここではトラッキングしたい背景のポイントをレイヤーがブロックしてしまっているので、トラックが簡単に行えるよう、このトラックを非表示にします。そして再生ヘッドを前後させながら選択ポイントを調整していきます。 ポイントを設置し終わったらトラックを再度表示させます。これで人工の太陽光が再現できましたね。動画の中でしっくりくる箇所に移動させてみましょう。 コントロールパネルでは、X,Y軸の位置、スケール、回転などモーショントラッキングによって変化させたいパラメータを選択できます。例えばテキストを見やすくモーショントラックしたい場合は、スケールと回転を無効にすると、ハイキングをしている人の位置のみを追跡することができます。グラフィックを常に垂直上向きに表示させたい場合は回転を非表示にします。 一番下のクリップを変形した場合、該当のクリップを追跡している全ての対象が有効になっているエフェクトパラメータに沿って同時に変形されます。これは手ぶれ補正やその他のビヘイビアでも同様に動作します。 以上、モーショントラッキングの基本でした。