The Man（ザ ・マン）（合唱曲）　 Composed・Play－Akisino Ken (作曲・演奏ー秋篠健) скачать в хорошем качестве

The Man（ザ ・マン）（合唱曲）　 Composed・Play－Akisino Ken (作曲・演奏ー秋篠健)

2005年に作曲した秋篠健のオリジナル曲。ピアノ曲として作曲したが、2018年5月合唱曲としてリメイク。どんなに辛い時でもそれを乗り越えて行こうと思う強い決意を感じる曲だ。 2007年のリサイタルでこの曲を演奏した時, 何人かの男性が涙を流されているのを思い出して, ひょっとしたらと思って, ユーチューブに投稿しました。　　 　　　　 少しこの曲を解説すると、どんな職業の方でも仕事や人生の中でじっと耐えて乗り越えて行かねばならない事が有り、それを表現する為にいくつかの方法を取っている。　　　　　　　　　　　先ず旋律を出来るだけ単純にする為、２度進行のみのメロディにした。左手の伴奏は変化を作らない為に出来るだけ同じ事の繰り返しに終始した。更に左手の最低音は和音が変わっても同じ音で演奏して、後半 転調する所は、ベートーヴェンの「悲愴」第２楽章の冒頭の和音の進行、属７ー主和音で２の和音から６の和音の進行を繰り返し、長２度ずつ上がってクライマックスに到達する。と言う訳で出来るだけ退屈な進歩の無い人生観を出す為にかなり苦労した。もしこの曲を良いなあと思って下さる方がいるとすれば、その方は凄い感性と音楽力を持っているに違いない。 僕はエレクトーン時代にジャズのアドリブをカッコ良く弾くと言う考えを止めてどんなにシンプルな曲でも心に語りかける曲を創ろうと心掛けてきた。自分もエレクトーン時代に経験があるがどんなに美しい曲でもエレクトーンで弾くととてもつまらない曲になってしまう。だからコンサートで受ける為に, オーバーな演出をしたのを思い出した。 エレクトーンをやめた理由の１つにこの事もあるかも知れない。