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房総を歩く燈籠坂大師の素掘隧道（千葉県）

房総半島は、東京からちょいとドライブするのに最高の場所です。里山風景、漁村風景などなど、たくさんいい場所がありますので、私の気に入っている場所を紹介していきます。力の入っていない、ちょっとゆるーい映像ですが、お楽しみください。 房総半島は加工しやすい凝灰質の岩盤が隆起してできた丘陵地形。したがって素掘りトンネル（素掘隧道）が多くみられます。2020年夏は、新型ジムニーを借りて房総の素掘りトンネルと林道を行脚しました。 今回は、内房の富津市竹岡にある燈籠坂大師堂への参道として造られた素掘りトンネルと大師堂を歩きます。明治から昭和初期にかけて段階的に造られたトンネルで、半円形と一部がトンネル状になっている切通しの２つが連続するもの。昭和初期以前の京浜地域に「伊豆石」とともに多く使われた「房州石」の産地の真っただ中であり、採石の中心であったの鋸山の近くであったことから、切通し部分は鋸山の切石の技法が用いられているそうです。自然の造った地層と匠の技との共演は、実に「アート」しています。 Google map　燈籠坂大師の素掘隧道 https://goo.gl/maps/icFC7PYcFZNiNzb68 参考：房総半島素掘りトンネルナビ https://taiken.in/suboritunnel/ サイト：集落町並みWalker　 http://www.shurakumachinami.natsu.gs/...