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東北三大祭り

秋田竿燈まつり始まる 東北三大祭りの一つ「秋田竿燈まつり」が３日、秋田市内で開幕した。今年は過去最多となる261本の竿燈が黄金色の稲穂のようにともされ、夜空を彩り、大若と呼ばれる高さ約12m、重さ約50kgの竿燈を差し手が頭や肩に乗せると沿道から歓声が湧いた。昨年に続き東日本大震災の被災者330人を招待。４日間の期間中には約130万人の人出を見込んでいる。 青森ねぶた祭が開幕　東北の〝元気〟を発信 勇壮な武者が北国の夜を照らす「青森ねぶた祭」が２日夜、青森市で開幕した。合同運行では大型ねぶた15台などが出陣。躍動感あふれるねぶたと、勢いよく乱舞するハネトたちが東北の〝元気〟を発信した。市中心部のコース上に陣取ったねぶたは、午後７時10分、号砲とともに一斉に運行開始。笛や太鼓の囃子とともに、ハネトたちが一斉に跳ねだし、一帯に「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声が上がった。東日本大震災があった昨年の期間中の人出は300万人を切ったが、関係者は今年の盛り上がりに期待している。 仙台七夕が開幕 色鮮やかな吹き流しで仙台の夏を彩る「仙台七夕まつり」が６日、始まった。今年のテーマは「願い・希望・感謝」。東日本大震災からの復興への願いや、全国各地から寄せられた支援への感謝を込めた。仙台市中心部の商店街アーケードには約３千本の青竹が並び、色とりどりの和紙で作られた吹き流しや、願い事を書いた短冊がつるされた。浴衣姿にうちわの見物客らは時々立ち止まってメッセージに見入りながらそぞろ歩いた。