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札幌の嵐のラストツアーに続いて、こちらにも全国のファンが押し寄せています。 3月末にラストランを迎えるJR留萌線、最後のにぎわいをカメラが追いました。 普段、静かなJR留萌線・石狩沼田駅です。しかし今月は… 片山侑樹記者(7日) 「列車が到着した石狩沼田駅構内、大変なにぎわいをみせています。あと3分で折り返し列車出発します」 3月31日の廃止を前に連日、全国から鉄道ファンが押し寄せています。 東京から来た鉄道ファン(高校生) 「今日はね、釧路まで。最後の輝きを見せてほしいですね」 深川駅と石狩沼田駅を結ぶJR留萌線です。 開業から116年になりますが1日、1kmあたりの平均乗車人数は100人未満。 JR北海道は、廃止を提案していました。 鉄道が姿を消すまで、残り2週間あまり。 訪れるファンに楽しんでもらおうと週末、石狩沼田駅では「駅弁」や「駅そば」を販売。 さらに、ここだけでしか手に入らない「乗車証明書」も配布され待合室は、この人だかりです。 企画した沼田町の地域おこし協力隊員の村上欣喜さんです。 地域おこし協力隊 観光支援員 村上欣喜さん 「(廃線まで・取材当時)あと24日しかないんですけど、この24日を来てもらったお客さんに来てよかったな、なくなるのが寂しいと全員が思ってくれるような1日になるように頑張っていきたい」 深川駅には、廃線にショックを受けている銘菓があります。 高橋商事 高橋博樹社長 「留萌線廃止になったらウロコダンゴもやめようと思っていた昔から」 1913年に誕生した深川名物「ウロコダンゴ」です。 かつて留萌線で運ばれたニシンの鱗に形が似ていることからその名がつきました。 もちもちとした食感と優しい甘さが今も人気の蒸し団子です。 高橋商事 高橋博樹社長 「当時は夏場が特に留萌・増毛の海水浴のお客さんがものすごくいた。6両・7両編成になって留萌に行く。飛ぶように駅弁やウロコダンゴが売れました」 高橋社長は、これからもウロコダンゴをつくり続けます。 今、留萌線の朝の列車を「普段使い」するのは深川市内の高校へ通う生徒たちです。 留萌本線を利用する高校生 「廃止まで残り1か月もないくらいなので、登校している間は景色を目に焼き付けたい」 「これまでと変わらなく乗っていきたい」 4月以降は、代替バスになります。 全国に先駆けて人口の減少が進む北海道。 10年前、JRが「単独では維持困難」として廃止の方針を打ち出した通称「赤線区」は留萌線を最後に、3月すべて姿を消します。