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【CBC News】ツメナシカワウソの赤ちゃん　すくすく育つ

三重県伊勢市の水族館では、すっかり体が真っ黒になったカワウソの赤ちゃんがすくすく元気に育っています。 　伊勢市二見町の伊勢シーパラダイス。 　大勢の人が囲んでいたのは… 　「４月１０日に生まれた両方男の子です」　　（飼育員　小野田忍さん） 　こちら、２匹のツメナシカワウソの兄弟です。 　「かわいい」「めっちゃかわいい」 　　（客の声） 　４月に生まれて、およそ２か月。 　まだ小さくピンク色だった体の色は、今では艶々した黒い毛にすっかり覆われ、体長も１５センチから、６０センチと、大きくなりました。 　生まれた当初は、発育不良だったため、２匹とも、飼育員が母親代わりで育てています。 　２匹が過ごす場所は、飼育員のスタッフルーム。 　時にはじゃれたり、同じ動きをしてみたりとなんとも可愛らしい２匹の姿に、飼育員たちが、見ていて飽きないと言うのにも納得です。 　生後２か月が経ち２匹が今頑張っているのは魚を食べるトレーニング。 　「あーん、あら（えさが）出てきた。 　食べない！」 　　（飼育員　小野田忍さん） 　なかなか食べようとはせず、無理やり口に入れる毎日。 　大好きなミルクが手放せません…。 　「ミルクの中にもお魚の汁を入れて、味付けしてあるので、汁の量を増やしてミルクを薄くしていきたい…」 　　（飼育員　小野田忍さん） 　一般公開はまだですが、毎日園内のどこかで散歩をしているという兄弟。 　運が良ければ出会えるかもしれません。（１９日１８：０９）