入力端子の2分割で実現、低電圧・大電流化のニーズに応えるWLCSPサイズの1.5A LDOレギュレータ「RP120シリーズ」 скачать в хорошем качестве

入力端子の2分割で実現、低電圧・大電流化のニーズに応えるWLCSPサイズの1.5A LDOレギュレータ「RP120シリーズ」

昨今、電子機器の高性能化・高機能化により、ICの低電圧・大電流化が進んでいます。システム全体の低電圧化は、動作電圧のマージン減少、センサーの電源ノイズに対する高感度化へとつながっており、電源ICには高いノイズ除去性能が求められています。さらにこのようなアプリケーションにおいては、ピーク電流や配線抵抗による電圧降下を考慮すると、負荷ICの直近に電源ICを配置しなければならず、それには電源ICを小型化する必要もあります。 「RP120Zシリーズ」は、低損失レギュレーションのために内部回路用電源入力端子（VBIAS）とパワーライン入力端子(VIN)を分け、低オン抵抗のNMOS ドライバを搭載したLDOレギュレータです。 パワーラインは低入力電圧で動作し、かつ低オン抵抗化による低熱損失を実現しており、超小型パッケージでありながら、最大1.5Aの大電流を出力することが可能となっています。電流供給ラインの電圧(VIN)は設定出力電圧を基準とした印加電圧で動作し熱損失を抑えるため、1Vを下回るような低出力電圧でも大電流を供給できます。 パッケージには1.2 x 0.8 x 0.29 (mm)の超小型WLCSPパッケージを採用。さらに、入力コンデンサCIN / CBIASに0.6mm × 0.3mmサイズ品、 出力コンデンサCOUTに1.0mm × 0.5mmサイズ品が使用可能で、実装面積のさらなる小型化を実現します。 また、大電流出力を可能としながら、高速応答性能と高PSRRを高いレベルでバランスさせているのも本製品の特長です。例えば、VIN端子に対してのリップル除去率(PSRR)は95dB(f=1kHz)と高く、スイッチングノイズを気にする環境においてはポストフィルタとしてお使いいただけます。 さらに、内蔵のソフトスタート機能は出力電圧の立ち上がりスルーレートを緩やかにし、あるいは立ち上がり時の突入電流を抑えます。急峻な立ち上げが禁止されるアプリケーションなどに役立ちます。負荷容量が大きい場合は、電圧ではなく電流(Typ. 600mA) で出力を制御します。出力電圧が設定電圧に達するまで同じ電流値で制御するため出力電圧波形が一定の傾きとなり、突入電流を抑えつつ後段デバイスの安全な起動が可能です。 VBIAS入力電圧範囲は2.4V～5.5V、最大定格は6.5V。出力電圧は0.6V~3.6Vの間の電圧で外部抵抗により出力電圧を設定する電圧外部設定タイプと、0.6V~2.0V（0.1V単位）でIC内部設定されている電圧固定タイプ（開発中）を準備しております。 製品詳細ページ https://www.nisshinbo-microdevices.co... 製品のお問い合わせはこちら https://www.nisshinbo-microdevices.co... 【日清紡マイクロデバイスについて】 日清紡マイクロデバイス株式会社は、リコー電子デバイスと新日本無線が統合して出来た会社です。電源ICやオペアンプなどのアナログ半導体デバイスの知見を活かして、ヒトとヒト・ヒトとモノ・モノとモノをつなぐ"Connect Everything"技術をさらに発展させ、あらゆるものがセンサーでつながる超スマート社会の実現に貢献いたします。 日清紡マイクロデバイス公式ウェブサイト https://www.nisshinbo-microdevices.co... 0:00　イントロダクション 0:45　ターゲットアプリケーション 1:07　小型・大電流の両立 1:34　入出力電圧差と発熱量 2:04　発熱量デモ～発熱量比較 2:56　実装面積小型化への貢献 3:27　高速応答・高PSRRのバランス 3:49　突入電流の削減 4:34　スペック&お問い合わせ