ダンス・ムーヴメント(P.スパーク)指揮:若林義人 Dance Movements (Philip Sparke) скачать в хорошем качестве

ダンス・ムーヴメント(P.スパーク)指揮:若林義人 Dance Movements (Philip Sparke)

大津シンフォニックバンド第80回定期演奏会より ダンス・ムーヴメント(P.スパーク) Dance Movements (Philip Sparke) 0:00 Ⅰ Ritmico 3:26 Ⅱ Molto Vivo (for the Woodwinds) 8:26 Ⅲ Lento (for the Brass) 13:30 Ⅳ Molto ritmico 2022年5月8日(日) びわ湖ホール大ホール 指揮:若林義人 当団HP: https://osb.jp/ facebook:   / otsu.symphonic.band   X(旧Twitter):   / osb_rc   Instagram:   / osb_symphonicband   次回演奏会: https://osb.jp/concert/ アメリカ空軍バンドからの依頼で作曲され、1996年1月、フロリダ音楽教育協会（FMEA）のコンベンションにて初めて演奏された。1997年にはサドラー国際作曲賞を受賞しており、スパークの代表作の一つとなっている。 Ⅰ Ritmico ラテンアメリカの雰囲気を表現するために、シロフォン、カバサ、タンバリンなどの打楽器が多用されている。ホルンとサクソフォンによる力強いサウンドで曲は幕を開け、木管楽器の柔らかいテーマが続いていく。曲中の重要な部分で何度も繰り返されるリズムや幾つかの主題が登場する。冒頭のテーマが奏でられ締めくくられる。 Ⅱ Molto Vivo (for the Woodwinds) 作者が聴いた「イギリスの田舎のダンス」がモチーフとなっており、明るくテンポ感のある楽章である。様々な楽器により冒頭のパッセージが繰り返され、小さくはじけるような伴奏に導かれ、オーボエやソプラノサクソフォンのソロが奏でられる。 その後軽やかな旋律が現れ、頂点に達し終わりを迎える。 Ⅲ Lento (for the Brass) 第3楽章はミュートをかけたトランペット、ハープ、ヴィブラフォンで始まる。ホルンとトロンボーンによる感情のこもった曲調はお互いに響き合い、ゆっくりで雄大なメロディーが続く。先に出てきたトロンボーンのメロディーが再度奏でられたところでトランペットが入り、クライマックスに到達する。 Ⅳ Molto ritmico 第4楽章について作者は次のように述べている。「自分の過去10年間のスタイルで書いてあり、レナード・バーンスタインの影響を受けている。というのも私自身が［ウェスト・サイド物語］の幻想的なダンスに影響されていたからである。」打楽器のソロによって始まるこの楽章は、第1楽章よりもさらにリズミカルで変拍子的な旋律が奏でられる。ホルンとサクソフォンにより壮健なテーマが奏でられるが、小休止を挟み楽章の冒頭が再現される。壮健なホルンのメロディーはこの時点では全バンドで演奏される。やがて、暗い雰囲気をかき消す金管楽器の華やかなファンファーレへと続き、燃え立つような色彩を放ちながら曲を締め括る。