【合戦解説】門司城の戦い［後編］　大友 vs 毛利 〜 北豊前での大敗を受け大友義鎮はある決断をする 〜＜毛利㉗＞ скачать в хорошем качестве

【合戦解説】門司城の戦い［後編］　大友 vs 毛利 〜 北豊前での大敗を受け大友義鎮はある決断をする 〜＜毛利㉗＞

＜毛利シリーズ㉗話＞ 時は戦国時代 後期 弘治3年（1557）4月 毛利家当主 毛利隆元は 悲願であった大内討伐を成した。 対岸の火事として捉えていた大友義鎮であったが、大友軍の侵攻で豊前や筑前の領土を失った旧大内家臣らが 毛利の後ろ盾を得て旧領奪還を図り攻めてきたため、毛利との敵対を表明。 長きに亘る毛利と大友との北九州を巡る戦いは始まった。 それを受け 元就は大友には当主隆元を 東の尼子には吉川元春を充て、小早川隆景を遊軍として動かし 東西の敵対大名と戦う陣立てで臨んだ。 しかし小早川軍が東に向かえば 豊前が大友に奪われ、西に派兵させたなら 尼子軍に吉川軍が崩されるという悪循環を招いてしまったため、元就は尼子晴久と休戦を結び 大友攻めに本腰入れることを決める。 そんな折、尼子晴久 急死の報せが飛び込んだ。 尼子を滅亡させる千載一遇の好機と捉えた元就は隆景とともに主力を率い石見に向かう。 急遽 尼子の家督を継ぐことになった尼子義久は、備中 三村家親の北進を皮切りに 各地で勃発した反尼子勢への対応に動転する中、毛利主力が石見に向かってきていることを聞き絶望の淵に立たされる。 家中の意見が真っ二つに割れる中 義久が選んだ道は 将軍 足利義輝に仲裁を願い出ることであった。 幕府への嘆願は叶い 、石見に入った元就に将軍からの御内書が届いた頃、門司領奪還を狙う大友主力挙兵の報が入った。 罠にかかったことを喜んだ元就は 将軍の顔を立てるという口実で尼子攻めを中止し、小早川を筆頭に備後や備中の隊をも動員し 長門に向かわせた。 隆元より 総大将の任を与えられた隆景は 持ち前の計略を駆使し、戸次鑑連 田北鑑生 田原親賢 臼杵鑑速といった 大友精鋭軍を崩壊させ、領土死守どころか 豊前や筑前の北部領を奪うという離れ業をやってのけた。 この大敗を受け 豊後の丹生島城では 今後の対応策を巡る協議が交わされていた… ▼オフィシャルグッズ販売サイト▼ https://yukimura.theshop.jp/ -------------------------- 『裏切り合戦図鑑』販売先（Amazon） https://amzn.asia/d/cS8F0Mu ------------------------------ [ご覧になられる方へ] ※個人制作となりますので誤字脱字等ありますことご了承ください ※通説に基づきつつも一部ユキムラ流に脚色を加えた合戦解説となります ※合戦や物語の出来事は諸説あります ※制作の都合上全ての情報や登場武将を網羅してはおりません ※登場人物名は改称時期に拘らずわかり易い表記で記載しております ※演出時に大きな音が出る場合があります ※2025年時点での歴史資料を元に作成しております ※イラスト提供：史環 殿 #戦国時代 #合戦 #歴史