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豪華百段ひな人形 大子

桃の節句の３日、大子町の１日限りの風物詩「百段階段でひなまつり」が、同町大子の十二所神社参道・通称「百段階段」で開かれた。階段をひな壇に見立て、約千体のひな人形が豪華に飾られ、大勢の観光客が壮観な眺めを楽しんだ。 　午前６時から、主催者の町商工会女性部や町民ら約50人が集まり、赤いじゅうたんの上にひな人形を１体ずつ丁寧に飾った。神事やによる浦安の舞が披露され、同９時に観覧が開始されると、長蛇の列を作った観光客が階段を上りながら、一つ一つ違うひな人形の表情や衣装を堪能した。 　家族４人で訪れた福島県棚倉町、大島秀晃さん（32）は娘の未愛ちゃん（２）が「かわいかった」と喜ぶ姿に目を細め、「近場のイベントを探して初めて来たが、圧巻だった」と驚いた様子だった。 　同会女性部の大森有紀部長は「県内外から寄贈していただいたひな人形を１年間きれいに管理し、江戸末期のものから新しいものまで、工夫を凝らして飾ることができた」と話した。 　同まつりでは、花嫁行列や町特産のアップルパイ、奥久慈しゃも入り千人鍋も販売された。各商店などにもひな飾りが並び、ＪＲ水郡線大子駅前の中心街は終日にぎわった。 ◇茨城のニュースは「茨城新聞クロスアイ」で！最新情報がご覧になれます。 https://ibarakinews.jp/top.php ◇各種SNSはこちら Twitter　  / ibarakishimbun   Facebook　  / ibarakishimbun   Instagram　  / ibarakinp   LINE　https://line.me/R/ti/p/%40oa-ibarakis...