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《全国学力テスト》求められる英会話力　英語教育に力を入れる磐梯町　授業の会話は基本英語で＜福島県＞ (23/04/18

＜全国学力テスト４年前の問題を出題＞ １枚のイラストが表示され、イラストについての質問の音声が流れる。それに英語で６秒で答えるもの。 質問では「ｗｈａｔ ａｒｅ ｔｈｅｙ ｄｏｉｎｇ？」「彼らは何をしていますか？」という質問で、正解は「Ｔｈｅｙ ａｒｅ ｗａｔｃｈｉｎｇ ＴＶ．」「彼らはテレビを見ています」と答えるのが正解。 普段から英語に触れていないと、いざ聞かれた時になかなか答えられない。 どれぐらい多くの人が「英語」を話せるのか、街の人に聞いてみた。 ＊＊＊ ◆「自己紹介はできるかなってくらいですかね。マイネームイズハナサカナオキ・・見たいな感じですかね」 ◆「（英語が）すごく苦手だったので、勉強自体ちょっと嫌でした。筆記が中心だったので、余計大変だな、勉強だなってイメージが強かったのかなと思います」 街の人たちも話すのは苦手という方が多かった。 毎年調査が行われている「世界の英語能力指数」 欧米の国が上位を占めていて、韓国36位、中国62位、そして日本は80位と大きく下回っている。 会話の能力向上が求められる中、磐梯町では先進的な英語教育を行っている。 ＊＊＊ 指導助手：「Ｗｈａｔｓ ｔｈｉｓ？」 児童：「Ｍａｙ！」 指導助手：「Ｔｈａｔｓ ｒｉｇｈｔ！」 カナダ人の指導助手と会話しているのは、福島県磐梯町の磐梯第一小学校6年生の児童たち。授業での会話は基本英語で進められる。 福島テレビ・佐藤弘崇記者：「こちらでは、現在小学生達が英語の授業を受けていますが、コミュニケーションの機会を増やしたいということで机を設置していません」 磐梯町では19年前から幼稚園から中学校まで一貫して会話を中心とした実践的な英語学習に力を入れている。 磐梯第一小学校・菅家篤校長：「グローバル化に対応するための英語力の向上というものがありまして、国際的に活躍する人間を育てるという意味で英語に力を入れている」 幼稚園の時から英会話に触れている児童達。指導助手の質問などをしっかり理解しコミュニケーションを取っている。 男子児童：「英語の言葉を話して毎回言えることが多いので楽しいです」 「将来、英語を活かした仕事をしたい」と話す児童の姿も・・・ 女子児童：「声優さんになりたいと思っていますが、英語を使った言葉の声もやってみたいと思いました」 町は2023年度から中学生を対象とした海外への語学交流事業を予定していて、更に英語教育に力を入れる。 磐梯第一小学校・菅家篤校長：「サッカーやメジャーリーグで活躍する方々を見ますけど、そういった方たちが英語を使ってコミュニケーションを図っている様子を見て、子どもたちも憧れを持っているようなので、磐梯町では、英語の力を身につけさせて、夢の実現に向かって羽ばたいていってほしいなと思います」