У нас вы можете посмотреть бесплатно 第1139回「仏跡巡拝雑記」2024/2/19【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師 или скачать в максимальном доступном качестве, видео которое было загружено на ютуб. Для загрузки выберите вариант из формы ниже:
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【サムネイル写真を募集しております】※概要欄下部をご覧ください。 ■管長日記「仏跡巡拝雑記」 https://www.engakuji.or.jp/blog/37311/ ■Voicy https://r.voicy.jp/ByKoPeAxmnx ■note https://note.com/engakuji/n/ncc9efa06... 最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。 ------------------------------------------------- インド仏跡巡拝を終えて日本に帰ると、多くの方から言われたのが、体調を崩すことがなかったかということでした。 これは幸いにも元気で帰ることができたのでした。 よくお腹をこわしたりすることがあると聞いていましたが、十分に注意してきました。 特に現地の水は飲まないようにと言われていましたので、注意したおかげだと思いました。 また食事については、建仁寺の管長さまが行かれるということで、どこも良い宿泊施設を用意してくれ、食事に困ることはありませんでした。 日本食が恋しくなったのではと言われる人もいましたが、これについてはもうどこに行こうが、そこのものをおいしくいただくだけなのであります。 過去も振り返らないし、未来についてもあれこれ思わないという、禅的な考えが身についているからだとも思いました。 その時、その場になりきるだけなのであります。 白隠禅師が、七歳の時に休心坊というお坊さんから教わったのが「時ぎり場ぎり」ということでした。 「時ぎり場ぎり」というのは「即今当処、常に今ここを意識し、余念をまじえない」ことです。 その時かぎり、その場かぎりの出会いと感動を大切に生きるのが「時ぎり場ぎり」です。 たしかにインド滞在中は毎回カレーでありました。 それでもそのお店お店で工夫されたものですから、飽きることはありません。 毎回毎回おいしいと感謝していただくだけなのであります。 今まで食べてた和食を思い出すようなことはないのであります。 慣れない食事でたいへんだと思うかもしれませんが、これについては、作ってくださった方のご好意を思うのであります。 その土地その土地のものを心こめて調理して下さっているのですから、そのお心を有り難くいただくのであります。 黒住宗忠が、 なにごともありがたいにて世にすめば 向かうものごと みなありがたいなり と詠われていますが、その通りであります。 好きだ嫌いだという、こちらのものさしを持たないことであります。 これは空の心に通じます。 こちらが空っぽになっていただくと、何でも有り難くいただくことができるのです。 空っぽになるというと、お腹を空っぽにすることも大事であります。 禅の教えに「飢え来たれば飯を喫し、困じ来たれば臥す」という言葉があります。 お腹がすいたらご飯をいただき、くたびれたら眠るということです。 これは実に禅の極意でもあります。 お腹がすいたらいただく、疲れたら寝る、これほど大事なことはありません。 今回の旅でもお腹が空かないなと感じた時には、一食抜いたりしていました。 そうしますとお腹が空きますから、その時にまたいただくのであります。 眠ることも大事であります。 よく枕が変わると眠れないという方がいらっしゃいます。 私はというと、枕を用いませんので、眠れないということはありません。 枕を用いないというのは、修行道場の習慣からきています。 坐禅堂で夜お休みすると、よく枕を禅堂の単から落っことしてしまうことがありました。 それで枕を使わなければ枕が落っこちることもないだろうと使わないことにしたのであります。 ですからどこでも寝られます。 あとは飛行機の時間も長く、また現地滞在の間も移動の時間がとても長くかかっていましたので、腰が痛くなったり、足がむくんだりしてしまうらしいのですが、これもだいじょうぶでした。 仏跡巡拝の初日は移動だけで終わりました。 二日目も午後までは移動時間でした。 あとインド滞在中は、朝早く六時頃にホテルを出て、七、八時間かけてバスで移動して午後現地に着いて参拝するという日程でしたので、大半がバスで移動していたのでした。 六日目も一日かけて移動して、六日目の晩飛行機に乗って、七日の朝日本に帰ったのでした。 飛行機やバスの移動で心がけたのは、イスの上でどう坐るかということでした。 背もたれに体を委ねると、腰が立ちません。 この点長らくイス坐禅にとりくんで来ましたので、イスの坐り方に気をつけていました。 なんとしても腰が立っている状態で坐ることです。 そして足で床を押せるようにして乗ることであります。 また足の指も絶えず動かすように意識していました。 おそらく背もたれに身を預けていると、腰も痛くなり、足もむくむのではないかと思いました。 やはり足に力を入れて、立ち上がれるような体勢でいることが重要であります。 腰を立てておいて、あとは車の揺れに身をませていると長時間乗っていても苦痛ではありません。 むしろ気持ち良く坐っていることができます。 やはり腰を立てて坐ることこそが安楽だと実感できました。 あとは、時差ぼけはだいじょうぶですかと聞かれました。 たしかに最終日は、夜飛行機に乗って、朝羽田に着きましたので、いつ寝たのか分からないような状態でありました。 しかし、もともとボケていますので、時差ぼけも気にならないのであります。 インドに行くと、また行きたくなる人と、もう二度と行きたくなくなる人とに分かれると聞いたことがあります。 私などは機会があれば是非もう一度と思いました。 あの混沌とした感じがなんとも言えません。 私がたずねた地域の町などは、あまり綺麗とはいえません。 道も舗装されていないところもありますし、牛がうろうろしています。 土ほこりがありますし、道にはみずたまりもできています。 私などがまだ子どものころもそんな光景が乗っていました。 懐かしい気がしたほどであります。 渾然とした感じなのです。 整然としていないと堪えられない人には苦痛だと思いますが、私などは、混沌としたところにこそ、勢いや生きる力を感じるのであります。 美は乱調にありです。 そんなことを思うと、やはりこだわらない、とらわれない空の心、お腹が空いたらご飯を食べ、くたびれたら眠るだけ、そして常に腰を立てるという禅的生き方が、インド仏跡巡拝でも大いに役立ったと感じたのでした。 横田南嶺 ------------------------------------------------- 【サムネイル写真の募集】毎日の管長日記と呼吸瞑想 ------------------------------------------------- この度「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」につきまして、皆さまからのサムネイル写真を募集いたします。 いただいた写真を「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」のサムネイルとして使用させていただきます。 ■撮影対象場所 臨済宗大本山 円覚寺山内 ■応募内容 ・山内のお勧めスポット ・季節や時間帯で変わる円覚寺の風景 など、皆さまのお気に入りの写真をお送りください。 また、お一人さま何枚でもお送りいただけます。 ■撮影について カメラは横向きで撮影お願いいたします。 ■応募方法 下記のメールアドレスに必須情報をご記入の上、写真データをお送りください。 ※ファイルサイズは25MB以下とします。 【応募必須情報】 ・お名前 ・フォトネーム (写真を使用させていただいた場合、YouTube概要欄に記載するお名前です。) ・撮影した場所 ・撮影日 (不明な場合は記載なしで構いません。) 【応募メールアドレス】 [email protected] ■応募条件 応募者がすべての著作権を有している写真に限ります。 応募者ご自身が円覚寺山内で撮影した写真であれば問題ございません。 ただし、被写体に人物が含まれている場合は、事前に承諾を得るなど、肖像権の侵害等が生じないようご確認ください。 ■著作権及び著作者人格権の取扱いについて お送りいただいた写真データについては、応募の送付をもって、著作権を円覚寺に譲渡いただきます。また、写真データの利用にあたっては、応募の送付をもって、応募者様が著作者人格権(YouTube、SNS、Webコンテンツ、印刷物等に円覚寺が写真を利用する際の氏名表示の可否及び写真の翻案、改変、加工、その他の形式で利用する場合の同一性保持の可否等)を行使されないことに承諾いただいたものとします。 ------------------------------------------------- #管長日記, #呼吸瞑想, #毎日更新