『書物に魅せられた奇人たち　英国愛書家列伝』 前編(#30) 　チャーリー・チャップリンの蔵書票とは？雑誌『書物学』、The Tradition of English Bibliophiles скачать в хорошем качестве

『書物に魅せられた奇人たち　英国愛書家列伝』 前編(#30) 　チャーリー・チャップリンの蔵書票とは？雑誌『書物学』、The Tradition of English Bibliophiles

数年前、勉誠出版の池嶋社長と吉田編集長、それに私が加わって、書物の未来について鼎談をしました。その結果、『書物学』という不定期な雑誌を刊行して、書物を扱う面白さを語り、広めようという方針が打ち出されました。 今回、そこに私が寄稿した16名に加えて、新たに書き下ろして３名、合計１９名の著名人とさほど著名ではない英国人を取り上げて、『書物に魅せられた奇人たち　英国愛書家列伝』として上梓されたというわけです。 Several years ago, then the President of Bensei Publishing, Mr Ikejima, and the Editor of the press, Mr Yoshida, and I got together, discussing the future publication of a new journal on the book, not necessarily bi-monthly but loosely going on. And we agreed to name it Bibliology or 書物学, and since its inception, it became rather unique journal with many colour illustrations and articles were written by famous authors and less famous, but promising young scholars interested in talking about books, old and new. I contributed to it articles on 'The Tradition of British Bibliophiles', focusing on the bibliophile in context, sociological, historical and bookish, and concentrating on the association copies by the famous book collectors such as Charlie Chaplin and John Dee, and less famous ones, too. Now the sixteen bibliophiles which I have contributed as well as a few more on whom I wrote anew, were assembled and published under the title of Eccentric Bibliophiles Fascinated by Books. ◆チャプター（目次） 00:00 イントロ、今回の内容 00:35 12月発売新刊本 01:49 装丁について 02:20 チャップリン蔵書票 03:56 雑誌『書物学』 05:20 Bibliology 06:02 連載「英国愛書家の系譜」 ◆Amazonでのご購入はこちら https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E7... ◆『書物に魅せられた奇人たち　英国愛書家列伝』目次 はじめに １　女王陛下の魔術師、ジョン・ディー旧蔵のハーディング『年代記』 ２　古英語学者のパイオニア、ローレンス・ノウェル ３　好古家でケンブリッジ大学への篤志家ロバート・ヘア ４　忘れ去られた収集家ジョン・モリス ５　国王を立腹させた学者ピーター・ヘイリンの場合 ６　先祖の家紋を精査した好古家ウォルター・チェトウィンド ７　愛する母校から追放されたトマス・ベイカー ８　リーズの名士ラルフ・ソアズビー ９　モーリス・ジョンソンのスポールディング紳士協会 １０　「正直者トム」・マーティンの正体 １１　遅咲きの好古家ジョージ・バラード １２　コレッジの学長を驚かせた若者ジョン・ラヴデイ １３　ケンブリッジ大学副総長でシェイクスピア学者だったリチャード・ファーマー １４　折丁記号Bの前にPを.フィリップ・ブリスの場合 １５　書物史のジキルとハイド　ジェームズ・オーチャード・ハリウェル １６　二兎を追って二兎を得たジェフリー・ケインズ卿 １７　フローレンスとチャーリー・チャップリンの知られざる過去 １８　書籍商兼書誌学者グレアム・ポラード １９　ケンブリッジで愛された書誌学者で怪奇小説作家A. N. L.マンビー ２０　愛書家よ、永遠なれ あとがき ◆書物史講座　再生リストはこちら　   • 書物史講座   ◆書物史講座 本の外観　第１回はこちら　   • 書物史講座「本の外観」第一回　書誌学と書物史の違いは？本はどう置かれていた？（#12）   本の外観　第２回はこちら　   • 書物史講座「本の外観」第二回　Chained book 鎖に繋がれた本とは？(#13)   本の外観　第３回はこちら　   • 書物史講座「本の外観」第三回　Sammelband 合綴本とは？(#14)   本の外観　第４回はこちら　   • 書物史講座「本の外観」第四回　印刷された傍注、イタリック体でのインクによる余白書き込...   モホリン製本　前編はこちら　   • 書物史講座「モホリン製本」前編(#17) スズカケノキを用いた木工細工と装丁、ロバー...   モホリン製本　後編はこちら　   • 書物史講座「モホリン製本」後編(#18) Stuart家、Forbes家、Lorne...   未製本シート　前編はこちら　   • 書物史講座「未製本シート」前編(#19) 製本される前の形とは？ケンブリッジの書誌学...   未製本シート　後編はこちら　   • 書物史講座「未製本シート」後編(#20) 未製本シートの面白さ、透かし模様、ピーター...   ロクスバラ・クラブ前編はこちら　   • 書物史講座「ロクスバラ・クラブ」 前編(#28) 今なお続く出版クラブのパイオニア、...   ロクスバラ・クラブ後編はこちら　   • 書物史講座「ロクスバラ・クラブ」 後編(#29) T. J. ワイズ、スコットのバナ...   キャクストン版『カンタベリー物語』 第1回　   • 書物史講座 キャクストン版『カンタベリー物語』 第1回(#32)　枠物語、『デカメ...   キャクストン版『カンタベリー物語』第2回　   • 書物史講座 キャクストン版『カンタベリー物語』 第2回(#33)　初版と第二版の相...   キャクストン版『カンタベリー物語』第3回　   • 書物史講座 キャクストン版『カンタベリー物語』 第3回(#34) ガウェインとバー...   　 ◆アーサー王伝説　再生リストはこちら　   • アーサー王伝説   ◆アーサー王伝説 第１回「英雄」はこちら　   • アーサー王伝説 第1回「英雄」(#21) 御伽噺における英雄の条件とは？日本の実在し...   第２回「教育」はこちら　   • アーサー王伝説 第2回「教育」(#22) アーサー王と円卓の騎士ランスロット、トリス...   第３回「発展と起源」はこちら　   • アーサー王伝説 第3回「起源と発展」(#23)アーサー王伝説はどのように生まれたのか...   第４回「定着」はこちら　   • アーサー王伝説 第4回「定着」(#24) 後世で陸続と再話されるアーサー王の物語の基...   第５回「政治利用」はこちら　   • アーサー王伝説 第５回 「政治利用」(#25) 時の為政者はどのようにアーサー王伝説...   第６回「新たな主人公」はこちら　   • アーサー王伝説 第6回 「新たな主人公」(#26) 伝説の主人公の変化、円卓の騎士ガ...   第７回「集大成」はこちら　   • アーサー王伝説 第7回 「集大成」(#27) 第二のアーサーは現れたか？マロリーの『...   公式ホームページ ◆Official Website　https://toshitakamiya.com/　 ◆Twitter　  / takamiyatoshi   ご質問やリクエストお待ちしております。 動画内で使用している音楽、画像、動画の一部はAdobe stockライセンスアセット、Wikipedia Public Domain、National Portrait Gallery, Londonライセンス有料アセットを含みます。