【三菱GTO】近鉄5200系5205F(VX05・大阪線)走行音 / Kintetsu-5200 sound скачать в хорошем качестве

【三菱GTO】近鉄5200系5205F(VX05・大阪線)走行音 / Kintetsu-5200 sound

Japanese train running sound and view in the car.(OSAKA/Kintetsu-Railway/Series5200/MITSUBISHI-VVVF) 近鉄大阪線用5200系の5201F(VX01)駅発着シーンと、5205F(VX05)走行シーンです。VVVFは三菱製GTOで、1422系や5800系などと同タイプを搭載しています。 ・大阪線5200系に与えられた役割 近鉄では異例の3扉転換シートを持つ5200系は4連13本が1988〜1996年に投入され、このうち9本は名古屋線の急行用で、大阪線には4本のみで普通から快速急行まで幅広く使われています。大阪線ではあまり目立つ存在ではなく、名古屋線に集約しても良さそうに思えますが、同系が導入された時代を見てみると、ある事情がありました。戦後の高度経済成長期、鉄道各社は東急田園都市線のように沿線郊外エリアの宅地開発が盛んになり、近鉄グループも沿線開発を進めました。大阪へのベッドタウン選定に際し、奈良盆地が史跡発掘の関係で開発規制が厳しい為、近鉄は三重県名張市の桔梗が丘団地を1964年頃から開発し、バブル期には都心住宅が高騰した関係もあって働き盛りの世代がマイホームを求めて1990年初頭には大きく居住者を伸ばしました。しかし桔梗が丘から大阪都心へは1時間以上かかり、当時8時前後に鶴橋に到着する快速急行は6連が多く遠距離にも関わらず着席通勤が出来ない状態でした。そこで近鉄は青山町以西の10両化を進め、1991年頃には通勤ピーク時に青山町始発快速急行の後部4両を5200系とした列車を3本設定します。近鉄グループとして開発した桔梗が丘からの通勤客を冷遇する訳には行かず、当時新鋭の快適な5200系を大阪線へ配備した理由がここに見えるような気がします。それから30年以上が経過し、バブル期に入居した世代は引退して桔梗が丘駅の乗降客数はピーク時の半分以下となり、所定で5200系を連結する朝の上本町行きの快速急行は1本のみとなりました。名古屋線と違って日常的に普通にも使われる5200系で日中は車庫で寝ている編成も多いですが、令和の時代になっても大阪線の遠距離通勤を支える存在です。 21-1.近畿日本鉄道(大阪線・名古屋線) / Kintetsu railway Osaka,Nagoya-Line    • 21-1.近畿日本鉄道(大阪線・名古屋線) / Kintetsu rail...