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横浜市西区浅間町　浅間神社

横浜市西区浅間町の浅間神社へ行きました。 全国の浅間神社と同様、ご祭神は木花咲弥姫命（このはなさくやひめのみこと）　富士山信仰の祭神です。 由緒は諸説あるようですが、神社に掲示のご由緒によれば創祀は承歴四年（１０８０年）、その後文治元年（１１８５年）に源頼朝が社殿の修築をしたとあります。 この地は昔は芝生村という地名でしたが、明治３４年に横浜市に編入され、浅間町という名称になったそうです。 また、浅間神社のあるあたりの山は袖摺山（そですりやま）とう名前で、昔はこのあたりまで海が入り込んでいて、狭い道を袖を摺るように歩いたことからその名前があったようです。 神社の横の崖にはかつて「富士の人穴」という洞窟があり、富士山のふもとの人穴につながっているという伝説がありました。　源頼朝が配下に確かめるよう尋ねると仁田四郎忠綱（忠常）が名乗り出て中に入り、１７日後に出てきて「神のみちびきで駿河の富士へ行ってきた」と語ったそうです。　「富士の人穴」は今では削られてしまって無くなっています。 高台にあるので見晴らしの良い神社です。 神社に掲示の由緒沿革より 浅間神社由緒沿革 祭神　木花咲耶姫命 相殿　天照皇大神・武甕槌命 境内末社　小獄社・稲荷社・招魂社 神殿 本殿二階建浅間造にして社殿丹塗総金具付にて元官幣大社浅間大社(静岡県富士宮市)と同様国宝建造物類似樓閣にて近隣に比類なき構造なり 御神徳　産業振興・家内安全・安全子育・学業成就 由緒沿革 元神奈川区浅間町に鎮座し浅間町一円の氏神なり、創祀は承歴四年 (一〇八〇)といわれ、源頼朝公文治元年平家討滅に依るべきを思い 且つは戦勝奉賽のため関東一円の社寺修築神馬神田の寄進に及べり、然る処武蔵国橘樹郡神奈川在芝生村に富士山の形状の山地あるをトとし社殿の修築をなし報賽の至誠を致せる由といふ。爾来九百余年神威嚇灼として遠近を光被し万民均しく渇仰祟敬せり 社殿・境内整備について 浅間神社は承暦四年の創祀より歴史ある古い社であります。明治の大火、関東大震災により焼失復興と度重なりしが昭和三年御大典記念として御造営せる社殿は惜しくも昭和二十年五月の戦災のために鳥有に帰しましたが社殿復興再建の議が起り昭和三十三年 起工式同三十四年に社殿落成亦境内拡張整備工事に着手従来の三倍に造成し現在に至りましたが昭和五十七年社殿前崖も急斜面崩危険区域に指定され工事着手完成を見るに至り昭和五十八年に社殿及び境内整備の奉賛会が結成され社殿塗装、神輿庫新築、神輿修理、社殿前玉垣裏表参道玉垣工事をなし県下でも類を見ぬ社殿となりました。