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法話｜お盆の伝統行事が私たちに伝える大切なこと。

大阪大蓮寺の法話シリーズ。今回のテーマは『死者と生者の心の交流』です。 昔の日本人が抱いていた死者像や、 お盆の伝統行事が私たちに伝えてくれる大切な考え方についてお話します。 ８月は、お寺ではお盆の棚経、施餓鬼、地蔵盆などがあり一番忙しい月です。 地域によっては精霊流しや、京都では大文字焼きなど、 亡くなった御霊に対する供養が行われる月でもあります。 いわば、８月は死者が蘇るというか、死者と生者がゆたかに交流する特別な季節なのです。 実は、昔の日本では生者と死者が共生していて、 重要な決定を行う時には生者だけでなく死者の承認が必要とされてきました。 そんな時に、物言えぬ死者と交流するために生まれたのが、 お盆の伝統行事をはじめとする数々の宗教儀礼なのです。 現代の日本では、全てにおいて生者ばかりが優先される傾向があり、 死者は顧みられる機会が減ってしまいました。 しかしその一方で、これからの超高齢社会では死はより身近なものとなっていくでしょう。 お盆の伝統行事は、医者や終活が教えてくれない死の物語を私たちに伝えてくれる貴重な機会でもあります。 そんな行事に参加することで、生きる上で大切な考え方が身に付くことを、ぜひ知っていただけたら幸いです。 #法話#仏教#仏教の教え#お盆#大阪大蓮寺 もし今回の動画を気に入っていただけましたら、 コメントや高評価をいただけると嬉しいです。 ▼チャンネル登録はこちら    / @dairenji   ▼秋田光彦　プロフィール 浄土宗大蓮寺、應典院住職。パドマ幼稚園園長。 主な著書に「ともに生きる仏教」「葬式をしない寺」など。 仏教、福祉、教育、芸術などの幅広い分野で活動中。 ▼大蓮寺 公式サイト https://www.dairenji.com/ ▼SNS Twitter：  / dairenjiosaka   Facebook：  / dairenjiosaka   ▼過去の動画 ・法話｜世界で珍しい日本の「お墓参り」の習慣。その意義とは。    • 法話｜世界で珍しい日本の「お墓参り」の習慣。その意義とは。   ・お経体験で心を落ち着かせる。南無阿弥陀仏の正しい唱え方。    • お経体験で心を落ち着かせる。南無阿弥陀仏の正しい唱え方。   ・法話｜人生の悲しみから生まれる力。仏教の教えから慈悲の心を学ぶ。    • 法話｜人生の悲しみから生まれる力。仏教の教えから慈悲の心を学ぶ。   ・新型コロナウイルス終息祈願法要    • 秋季彼岸法要・聖日法要@大蓮寺(大阪市) - HIGAN(Japanese...   ・永代供養墓のご紹介    • 5つの永代供養墓紹介【大阪大蓮寺 / 大阪市天王寺区・浄土宗】