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【奈良県月ヶ瀬村女子中学生殺人事件】を辿りました。

※動画内で複数個所の間違いがあったので修正動画を作成しUPしました。    • 【修正動画】「奈良県月ヶ瀬村女子中学生殺人事件を辿りました。」   ← こちらの動画です。 ※動画内で丘崎の名前が誠人（まこと）となっていますが間違いです。 正しくは誠人「まさと」です。 ツッコミを入れられる前に気づけて良かったです。 まだ間違いがあるかもしれません。 気付いた方は、気軽にツッコンでください。 「貧困」とは、目に見えやすい物質面だけのものではありません。 「丘崎の家族と定宣さん」 丘崎の両親は事件当時、父親が６２歳で母親が６１歳でした。 二人とも日本人と朝鮮人との間に生まれたハーフ、いわゆる「あいのこ」です。 しかも両者とも、京都南部にある貧困部落で生まれ育ったようです。（同じ貧困部落であったのかは不明です） このような境遇の一致が二人を結びつけたのか、父親１９歳、母親１８歳のときに内縁関係となり１０年近い月日を経た後に、月ヶ瀬村で暮らすようになりました。 月ヶ瀬村に来る前の１０年近い月日をどのように暮らしていたのかはあまりハッキリしません。（二人とも土木建設の仕事をしていたということくらいしか分かりません） そして、なぜ月ヶ瀬村に住むことになったのかも不明です。 ただ単に故郷の集落から距離的にも、環境的にも「近かった」から月ヶ瀬村にしたのかもしれません。 或いは、二人とも十代後半頃から土木建設の職に就いていたようなので、当時ダム工事など土木建設工事が盛んに行われていたあの辺り、月ヶ瀬村周辺が都合が良かったのかもしれません。 また、丘崎の母親が文盲だったので都会に出ても仕事ができないと判断したからかもしれません。 いずれにしても二人は、しがらみもなく便利な暮らしができる都会ではなく田舎暮らしを選んだのです。 噂レベルで根拠はありませんが、丘崎の父親が自分の生まれ育った部落で何か「やらかした」らしく、それでそこにいられなくなり、月ヶ瀬村に流れてきたという話もあります。 なんにしても、丘崎の両親は丘崎が事件を起こす３５年ほど前に月ヶ瀬村に流れてきたようです。 そして詳しい経緯はわかりませんが、充代さんの祖父の定宣さんが集落の与力を務めていたこともあり、地主と交渉して物置として使用されていた「ジンド建て」を格安の家賃で入居できるようにしたようです。（あちこちの情報では月額１万円以下とされることが多いようですが、後に取材したジャーナリストは地主から「契約書も無しで、家賃もただみたいなもんや」という証言をとっています） 私が思うに定宣さんは、小さい子供を連れた貧乏そうな丘崎夫婦に同情して住める家を世話したりしたのだと思います。（丘崎が事件を起こす３５年前ということは、長女は３歳くらいです） 一部では定宣さんを悪く言う人もあります。（丘崎一家のことを差別していただの見下していたなどとです） ですが、私は決して定宣さんはそのような人ではないと思います。 なぜなら、定宣さんは丘崎のことを誠人（まさと）と気さくに呼んでいましたし、丘崎を見かけると「おい、まさと」などといった具合に声もかけていたからです。（さすがにドキュン化してからの丘崎には声掛けはなかったと思いますが） 小さい子供を連れた貧乏そうな夫婦の面倒をみたばかりか、その夫婦の子供に気さくに声掛けするような人が悪い人である訳がありません。 なにより動画内でも触れましたが、面構えを見れば分かります。 それに丘崎も公判で、村の者たちから差別があっただなんだとほざいてはいましたが、定宣さんを名指しで批判するようなことはしていません。（丘崎の親からも当然、定宣さんから差別を受けていたなどという声はあがっていません） もし本当に、丘崎家が定宣さんから差別を受けていたのならハッキリ言うはずです。 ですがそんなことはなかった。 つまり、定宣さんからの差別云々話は、全く根拠がないということです。 丘崎の母親は、実母が自分を産んですぐに再婚したので祖父母の元へと厄介払いされました。 そのため、父親の顔を知らないばかりか、実母のぬくもりすらも知らずに育つことになりました。 丘崎の母親が経験した、祖父母のもとでの暮らしは大変なものでした。 なぜかというと、祖父母も貧困だったからです。 祖父は川で船頭を、祖母は川でとれた魚などを行商して生計を立てていたそうです。 祖父曰く、家に電気はなく暗かったからカカと娘（丘崎の母親）を間違うこともあったということです。（一部では、この祖父の発言から近親相姦を疑う者もありますが、私はそのような疑いを持つ者に対して「アホじゃね」と思っています） 丘崎の母親は、幼い頃から祖母に連れられ行商にでることも頻繁にあったため、ロクに学校に行っておらず、それ故に文盲となり気性も激しくなりました。（生死に直結する生きていくための商売ですから甘ちゃんでは務まりません） また、幼い頃からそのような暮らししか経験していないので、必然的に常識や倫理観に乏しい人物となったようです。 常識や倫理観に乏しいとは具体的にどういうことか例を挙げるとこんな感じです。 ・掃除をしない。（丘崎の家の中は、いつもほこりや砂まみれでネズミも這いまわっていたということです） ・お金の使い方がズレている。（母親自身働き者で土木建設業に従事していたのでそれなりにお金はもっていました。ですが、そのお金を貯金して子育てに使うとか家の修繕に使うとか計画性のあることはしません。逆に、タクシーを呼び街まで行って買い物をして、またタクシーで帰ってくるというような計画性のないことをしていました） ・子育て、躾けをしない。放任主義。（長女にお金を渡してご飯を作らせそのご飯を各自好きな時にバラバラに食べる） ・性に奔放。（村内だけでも何人もの男との噂があった。ひょっとすると、子供がいるのに自宅に男を引き入れていたかもしれません） ・実母と犬猿の仲。（幼い頃、自分を祖父母に預けた実の母親とは、お互い大声でけなし合い罵り合うほどの仲の悪さだったということです） 丘崎の父親は、無口な男で社交的なタイプではありませんでした。 しかし母親同様、働き者でした。 村内にある父親が時々飲みに来たというお店の女将の話では、大酒を喰らうこともないし、支払いもしっかりしていたとのことです。 また、村の人間に頼まれた雑用なども手抜きなどせずきっちりこなしていたそうです。 ですが母親同様、子供に対しては放任主義で、これも母親同様、愛人をもっていました。 お金の使い方も少しおかしいようでした。 ちゃんと土木建設の職に従事しているからそれなりにお金は持っているはずなのに、下水道の受益者負担金は支払えずにいました。 そのため、長期にわたって粗末な便所で用を足さなきゃならないことになっていました。（村人の話では、丘崎家の近くは糞尿の匂いが凄まじかったということです） もしかして、父親も母親ほどではないにしろ学がなかったので少しズレたところがあり、計画性というものが育たなかったのかもしれません。 丘崎より１３歳年上のお姉さん（長女）は母親に似て気が強かったということです。 だからでしょうか、マスゴミ相手の小競り合いに参戦したこともありました。 また、父なし子を３人産んで育てています。（この辺も母親に似ているところです） 中学校を卒業後は、主に居酒屋などで働いていました。 丘崎家の家事（主に料理）もこのお姉さんが担当していたようです。 丘崎には、この長女以外に二人の姉と妹がひとりいます。 事件当時、次女三女は独立して家を出ていました。 次女三女、妹に関しての情報はほとんどありません。 丘崎の母親を祖父母に預けた、丘崎の母親の実母は事件当時健在でした。 京都に住んでいたということと、丘崎が子供の頃、その実母（丘崎のおばあちゃん）の元に遊びに行っていたという話があることから実母は丘崎の母親の出身地と同じ村に住んでいたとの見当もできます。 子供時代、実母と別居していた丘崎の母親と実母との距離感などがどのようであったかは分かりません。（罵り合う程仲が悪いということなので面識はあったのだと思います） また、事件当時、この実母を訪ね話を聞いた記者によると、丘崎の母親は、実母と年の離れた男との間に生まれたとのことです。 尚、この実母は高齢だったということもありますが、丘崎が起こした事件後に心労からか倒れてしまい入院生活を送ることになったようです。 定宣さんはお亡くなりになっていました。 丘崎の母親の実母も間違いなく亡くなっているでしょう。 丘崎の両親も事件当時６２歳と６１歳だったので、もう亡くなっているかもしれません。 丘崎のお姉さん（長女）は、今６０歳くらいです。 次女、三女、妹の年齢はわかりませんが、普通に考えると生きているでしょう。 個人的な気持ちを言うと、丘崎の家族には幸があってほしいと思います。 丘崎家は、あまりにも悲惨でしたから。 逃れられない貧困の呪縛にからめとられ、悪あがきするような、のたうち回るかのような酷い有様でしたから。 だからせめて人生の半分くらいは、人並みの幸せを味わってほしいと、、、。 しかし、誠人という悪鬼を身内に持ってしまった、育ててしまったという負い目は消えないとは思います。 でもだからといって、ずっと日陰者であり続ける必要はありません。 もし彼女たちが今、人殺しの家族として不当な扱いを受けており、ちぢこまって生きているようならそれは許し難い不条理です。 あまりにも深い傷ですが、少しずつでも、完全に癒えるそのときまで、更なる不幸が降りかからぬよう、、、そしてなんとか、あの悲惨な一家が貧困の連鎖から解放されるよう願うばかりです。 日本が好き！　という方は是非こちらのブログをお読みください。 http://ameblo.jp/reisaiouen/ http://ameblo.jp/kobuta1205/ http://ameblo.jp/shingekinosyomin/