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東京・狛江市のキャラクター、観光大使クビ　「前市長に似てる」

女性職員へのセクハラを認め、前市長が辞任に至った東京・狛江市で、市の人気キャラクターが観光大使を解任されたことが分かりました。キャラクターは「前市長に似ている」と言われていました。 　狛江市内の至る所に描かれているブルドッグをモデルにした人気キャラクター「安安丸（あんあんまる）」は、市の職員が考案したものです。2014年から「安全安心の街」をPRするために市の公式キャラクターとして使われ、2017年5月には狛江市の観光大使として採用されました。 　安安丸はセクハラを認めて辞任した、前・高橋市長に似ているといわれることもあるといいます。風貌が似ているとの声も多く、高橋前市長も「自分がモデルでは？」と気に入っていたということです。しかし、安安丸は7月、新たに松原市長が就任すると、観光大使を解任されてしまいました。松原市長はその理由について「観光大使は人にPRしてもらうという考え。安安丸が観光大使というのはちょっと違う」と説明しています。 　狛江市役所には市民から「辞任した前市長に似たキャラクターを使用するのはふさわしくない」の声があったということですが、松原市長は「キャラクターを考えた職員のやる気をそがないためにもきちんと使っていきたい」と活用法を検討しています。