【不安】不安の解消法5つ【精神科医が12分で説明】不安障害｜うつ病｜リラックス скачать в хорошем качестве

【不安】不安の解消法5つ【精神科医が12分で説明】不安障害｜うつ病｜リラックス

0:00 （１）はじめに 0:20 （２）不安と不安障害及びその対策 3:58 （３）不安の解消法5つ 4:06 ①深呼吸 5:30 ②軽い運動 7:00 ③リラックスを図る 7:53 ④人に話す 9:43 ⑤受け入れる 11:25 （４）まとめ 不安は不安障害のみならずうつ病などほかの原因でも強く出ることがあります。過度な不安は悪影響が目立つため、リラックス法などの不安対策が大事になります。 「不安の解消法5つ」について、精神科医が12分で説明しています。 出演：春日雄一郎（精神科医、医療法人社団Heart　Station理事長） こころ診療所吉祥寺駅前　https://kokoro-kichijoji.com 府中こころ診療所　https://fuchu-kokoro.com チャンネル登録お願いします　   / こころ診療所チャンネル   ↓詳しい内容はこちらです。 （１）はじめに 不安は誰もが経験する感情ですが、時にそれが強くなりすぎると日常生活に支障をきたすことがあります。不安が強い主な精神疾患は各種の不安障害ですが、その他の原因でも不安はしばしば生じます。本記事では、不安が強まったときの解消法について、5つの方法を詳しく見ていきます。 （２）不安と不安障害及びその対策 不安とは 不安は、将来起こり得る様々なことに対しての心配や懸念の感情で、しばしば緊張を伴います。本来は危機の察知や対処のために有効な感情ですが、最近では不安が独り歩きして精神状態に悪影響を及ぼす場合が多くなっています。 不安の具体例： 不確定な未来への不安 失敗への不安 うまくいかないことへの不安 原因が分からない漠然とした不安 不安障害について 不安障害は、強烈な不安が続くことで生活にも強く影響が出る精神疾患です。不安の出方や場所などによって細かく分類されますが、メカニズムや治療法は概ね共通しています。 代表的な不安障害： 1. 社会不安障害：人前や対人場面で強い不安になる 2. パニック障害：急な心身の不調、パニック発作を繰り返す 3. 全般性不安障害：様々な物事への慢性的な不安が持続する 4. 強迫性障害：頭から離れない強迫観念と、それを打ち消す確認行為が特徴的 不安障害の主な治療法 1. 薬物療法：主に抗うつ薬SSRIを継続して不安の改善を図る 2. 系統的脱感作法：不安な場面を回避せずに直面することで、徐々に慣らして克服を図る 不安障害以外で不安が目立つ場合 うつ病に伴う不安 統合失調症に伴う不安 ストレス反応としての不安 不安のプラス面とマイナス面 プラス面： 危険の察知と回避に役立つ 危機に対して俊敏に行動できる 前もって危険への対策を取れる マイナス面： 常に緊張が続き、休養が取れずに精神面が不調になりやすい 強すぎると冷静な判断ができなくなる 不安を回避し続けると、行動や生活が大きく制限される （３）不安の解消法5つ ①深呼吸 深呼吸は、ゆっくり深く呼吸をすることで、リラックスを図って不安や緊張を和らげる方法です。 長所： 場所を選ばず、仕事中でも実践できる 短時間で費用はかからない 運動習慣のある人は直感的に身につけやすい 注意点： 無理にやりすぎると過呼吸になる可能性がある 反復練習でコツをつかむ必要がある 正しいやり方を学ぶことが重要 ②軽い運動 軽めの運動を通じて体の状態を整え、不安の軽減を図ります。 長所： 意欲や睡眠の改善など幅広い効果が期待できる うつ病の改善にも効果がある 比較的費用がかからず導入しやすい 頭脳労働による疲労や緊張の解消に効果的 注意点： 怪我のリスクがある 体調不良時は実践が難しい やりすぎると逆効果になる可能性がある ③リラックスを図る 音楽を聴くなど、自分に合った方法でリラックスを図ります。 リラックス方法の例： 音楽を聴く アロマを活用する 趣味に没頭する 効果的な使用法： 複数の方法を持ち、状況に応じて使い分ける ④人と話す ストレスをため込まずに、人と話すことで不安や緊張を改善します。 長所： うつの予防など、幅広い効果が期待できる 相手との信頼関係構築につながる 共感を得ることで精神的な支えになる 注意点： 相手に負担をかける可能性がある 偏ったアドバイスに影響される危険性がある 他者依存になりやすい ⑤受け入れる 不安を回避せずに受け入れ、対応する方法です。 長所： 長期的な不安の軽減が期待できる 生活範囲の拡大につながる 他者に依存せず自立的 注意点： 短期的にはストレスが増える可能性がある 自分の「軸」が不明確だと効果が薄い 即効性は期待できず、長期的な取り組みが必要 （４）まとめ 不安や不安障害は、うつ病やストレス反応でも起こることがあります。適度な不安は危機回避に有効ですが、過度な場合は悪影響が目立ちます。 本記事で紹介した5つの解消法を適宜活用し、不安をコントロールしていくことが大切です： 1. 深呼吸 2. 軽い運動 3. リラックスを図る 4. 人に話す 5. 受け入れる これらの方法を自分の状況に合わせて試し、効果的な不安解消法を見つけていきましょう。 こころ診療所グループ（医療法人社団Heart　Station） 府中こころ診療所（東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887) こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル６階、☎0422-26-5695) #不安　#解消法 　#不安障害 　#うつ病 　#精神科医　 【監修者】 医療法人社団Heart　Station　理事長　府中こころ診療所院長　春日雄一郎 精神科医（精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医） 2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。