【夢の呪術】見た夢を「現実」として活用する方法とは？（西郷信綱『古代人と夢』徹底解説） скачать в хорошем качестве

【夢の呪術】見た夢を「現実」として活用する方法とは？（西郷信綱『古代人と夢』徹底解説）

古代の人々は、夜に見る夢を大胆に活用していました。 先駆的名著『古代人と夢』をたどりながら、古来の日本にあった「夢」にまつわる多様な方法を解説しています。 #夢占い　#呪術　#japaneseculture ※10:20あたり、「浄土真宗を開いた法然」訂正させてください。 　法然が開いたのは「浄土宗」です。申し訳ありません！ 00:00　冒頭 00:04　古代メソポタミア_粘土板、ギルガメシュ叙事詩 00:25　古代ギリシャ_哲学者たち、アスクレピオスの信仰 00:54　古代エジプト_トトメス４世の夢の碑文、夢を解く神官 01:29　古代中国_占夢官、孔子 02:03　日本では夢はどうとらえられてきた？ 02:20　著者・西郷信綱について 02:38　年表 03:11　夢はどこから 03:32　夢：超自然的存在がもたらすもの 04:06　『日本書紀』「崇神記」：公的な役割を果たす夢 05:44　夢を得るための儀式 06:52　夢殿 07:33　神格化される聖徳太子 08:38　親鸞の夢告 10:11　夢告：中世の仏僧らにとっての「夢」 10:54　洞窟信仰、『古事記』オオナムヂの話 12:53　観音霊験譚、長谷寺、石山寺 13:41　夢を与える神とは 14:33　地母神 15:03　神託所・デルポイとの類似 16:05　「やりとり可能」な夢、吉備真備 16:32　『宇治拾遺物語』「夢買ふ人の事」：他人から夢を奪う 18:28　夢あはせ 19:18　『宇治拾遺物語』「伴大納言の事』：下手な夢あはせが招いたもの 20:31　『大鏡』「兼通伝」：凶夢の読み替え 21:14　利用される夢 21:58　蜻蛉日記：夢の歴史において重要な日記文学 23:16　「夢をも仏をも、用いるべしや、用いるまじや」 24:42　続いていく夢への信仰と興味 25:06　まとめ ■参考文献・論文 C・A・マイヤー『夢の意味』創元社, 2019 M・ポングラチュ& I・ザントナー『夢の王国―夢解釈の四千年―』河出書房新社, 1987 アリス・ロブ『夢の正体 夜の旅を科学する』早川書房, 2020 石川徹校注『新潮日本古典集成〈新装版〉大鏡』新潮社, 2017 犬養廉校注『新潮日本古典集成〈新装版〉蜻蛉日記』新潮社, 2017 大島建彦校注『新潮日本古典集成〈新装版〉宇治拾遺物語』新潮社, 2019 大平桂一「中国人の夢 : 孔子から明末まで」『人文学論集』2007-25 小口偉一・堀一郎監修『宗教学辞典』東京大学出版会, 1973 菅原昭英「中世初頭における情況把握の変質―『平家物語』の夢の説話を手がかりにー」『日本における社会と宗教』吉川弘文館, 1969 河合隼雄『河合隼雄著作集９ 仏教と夢』岩波書店, 2015 河東仁『日本の夢信仰』玉川大学出版部, 2002 倉本一宏『平安貴族の夢分析』吉川弘文館, 2008 神野志隆光ほか編『新釈全訳 日本書紀 上巻』講談社, 2021 小峯和明『予言文学の語る中世 聖徳太子未来記と野馬台詩』吉川弘文館, 2019 今場正美「譯注 中国古代の占夢(1)」『立命館白川靜記念東洋文字文化研究所紀要』2012-06 西郷信綱『古代人と夢』平凡社, 1993 酒井紀美『夢の日本史』勉誠出版, 2017 島田裕巳『親鸞と聖徳太子』角川新書, 2018 名島潤慈「日本における夢研究の展望補遺(I) : 古代から近世における夢の言葉」『熊本大学教育学部紀要 人文科学』1994-43 西宮一民校注『新潮日本古典集成〈新装版〉古事記』新潮社, 2014 保立道久「女性と政治をつなぐ〈夢の話〉――『蜻蛉日記』『曾我物語』の共通する文化とは」『中世の女の一生』洋泉社, 1999 矢島文夫『オリエントの夢文化―夢判断と夢神話』東洋書林, 2007 湯浅邦弘「孔子と夢と天命と--「論語」甚矣吾衰章解釈と儒家の夢観」『日本中國學會報』1990-42