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世田谷一家殺人事件の住宅に…高校生ら約10人「肝試し」で侵入

世田谷一家殺人事件から来月で23年を迎えるなか、先月（10月）、高校生ら10人ほどが「肝試し」と称して事件現場の敷地内に侵入していたことが分かりました。 2000年12月に世田谷区上祖師谷で、宮澤みきおさん夫婦と幼い子ども2人の一家4人が何者かに殺害されました。事件は未解決のままで、殺害された自宅は、23年になるいまでもそのまま残されています。先月6日、宮澤さんの住宅を高校生ら10人ほどが、「肝試し」と称して敷地内に侵入したことが分かりました。高校生らは1.8mのフェンスを乗り越え、30分ほど滞在しましたが、建物のなかには入っていないということです。中央警察署によりますと高校生らは「心霊スポットに行きたかった事件のことはよく知らなかった」などと話しています。事件現場を肝試し感覚で侵入することに近隣住民からは憤りも… 「もうね、許せません、本当に。何をしてもいいという歳でも、　ないでしょ、高校生になってね」 その一方で住民のなかには興味のまとになるのも仕方ないと話す人も… 「あるとそういう風に使われるのも残念な感じもするが、あるとやっぱり興味の的になるのも仕方ない」 警視庁はこの件を受け、見回りの時間を増やすなど、侵入などの迷惑行為が起きないように対応していく方針です。