柳刃包丁を研ぐ！　有次八寸　＠TOGITOGI動画 скачать в хорошем качестве

柳刃包丁を研ぐ！　有次八寸　＠TOGITOGI動画

家庭用サイズの柳刃包丁です。 裏押しをやり直しました。 裏押しは、初めに確認する段階ではあんまりゴシゴシと砥石にこすりつけないので、ビミョーに当たるかどうかというレベルだとわからないことがよくあります。 表を研ぎ込んでいって、もうカエリが出てよさそうなもんなのに、部分的に出ないところがあるときは、裏を疑った方がいいです。裏押しがしっかり当たっているか確認してみたら、やっぱり当たっていなかった。みたいなことになります。 今回はトンカチじゃなく矯め木とかで曲げて修正しましたが、全体的に曲げるとせっかく平らに研いだはずの切刃の面が狂うので、やはりできれば最初にキッチリ裏を作っとくに越したことはありません。 いつも研いでる包丁ではこういうことはほぼ無いです。 自分の包丁を研ぐ場合でも、曲がった砥石に当てると研ぐたびに裏が当たったり当たらなかったりバラツキが出てしまうので、やはり裏を研ぐ砥石だけは神経質に面直しした方がいいでしょう。 ぼくが裏押し用に中砥を使うのは裏押しをしっかり作り直す場合が多いからです。三本同じ砥石で共摺りして平面を出しています。 自分がふだん使ってる包丁で、裏押しがちゃんと出ていることがわかっているものは、中仕上砥か仕上砥だけで十分だと思いますので、三本買って共摺りなんかせずに、電着ダイヤモンド砥石なんかでコマメに面直ししてあげればいいと思います。