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顎関節の不調があると、体の色々なところに影響を及ぼします。そこでぜひ覚えていただきたいのが、顎関節の解剖です。顎関節は、側頭骨の下顎窩、下顎骨の下顎頭、関節円板で構成されています。 これらを筋肉によって動かします。四大咀嚼筋、咬筋、内側翼突筋、側頭筋、外側翼突筋がそれぞれ働きますが、顎関節はその中で微妙な動きをしています。 そのバランスが崩れると、顎関節症や顎口腔系に悪影響を及ぼします。 関節円板の厚みは、前方2mmで中央1mmで後方で3mmとなっておりますが、一番低いところに関節が密着し滑液により顎がスムーズに動く仕組みになっております。 下顎運動によって、回転して滑走すると口が大きく開きますが、円板を動かすためには、外側翼突筋の上頭そして、下頭の働きが必要です。 顎関節の大体の動きを覚えていただきたいと思います。 ・・・・・・・・・・・ 🌸IPSG包括歯科医療研究会について 「医療には最善の方法が実行されるべきである」という元日本歯科大学教授稲葉繁先生の信念のもと、海外で直接、著名な先生から指導を受けた確かな技術を日本の歯科医師に正しく広めるために活動しております。 ”咬合”、“顎関節症”、“テレスコープシステム”、“総義歯”、“摂食嚥下”を5本の柱として、診療姿勢から始まり、全顎治療まで、基礎から応用まで学ぶことができます。 ⭕️IPSG包括歯科医療研究会研究会 ウェブサイト:http://www.ipsg.ne.jp ⭕️稲葉繁先生の咬合論を全て学ぶことができる『咬合認定医コース』 第7期 受講生募集中:https://ipsg.ne.jp/occlusion-course/ ⭕️LINE公式アカウント(週に1度、稲葉繁のQ&Aをお届けいたします。) https://lin.ee/o3Mknb2 ⭕️IPSG会員入会のお誘い https://ipsg.ne.jp/introduction/ ⭕️お問い合わせ [email protected] ・・・・・・・・・・・