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県内では1月28日と29日入試が行われる私立高校。 今年の春から授業料に大きな変化があります。 今年4月から私立高校にも拡大される見込みなのが、「授業料の実質無償化」です。 今年度 国の授業料に関する支援金は、所得制限がなくなり、公立・私立を共に、年間でひとり11万8800円が支給されていました。 私立では、これに加えて、年収590万円未満の家庭には、最大で27万7200円が支給されていました。それが来年度(今年4月)からは私立高校の支援金の額が年間45万7200円まで引き上げられる見込みです。 支援金の増額で、私立高校の授業料は実質ゼロになります。 こうした動きを受けて、県内の私立高校の志願状況にも変化が見られています。 (藤松舞アナウンサー) 「こんにちは。よろしくお願いします」 宮崎学園高校の鈴木晃教頭です。 (宮崎学園高校 鈴木晃教頭) 「無償化が追い風になって吹いたというのは実感している。定員の数を大きく超えている状況」 宮崎市の宮崎学園高校の募集定員は、特進科、普通科、経営情報科の3学科であわせて340人です。 今年は、定員の3倍以上となる1000人を超える生徒が志願しました。 なかでも、宮崎学園高校のみを受験する「専願」の受験者数が大きく増えたといいます。 (宮崎学園高校 鈴木晃教頭) 「専願生で定員が充足する状態」 「ここまで増えるとはなかなか想像がつかなかったというのが正直なところ」 こちらは宮崎学園高校の今年度と来年度からの月々の支払い額を比較したものです。 これまで最大で授業料3万3000円を含む月4万2800円の支払いが必要だったところが、来年度は国の支援金の増額で授業料はゼロに。 月の支払いは諸経費の4800円のみになる予定です。 鈴木教頭は「高校を選択する上で私立は授業料がネックになっていた部分はある」と話し、授業料の実質無償化が私立高校の持つ強みを再評価してもらえる機会になると見ています。 (宮崎学園高校 鈴木晃教頭) 「部活動も年々、取り組む子が増えているし、学校外での活動にも取り組む生徒も増えているので、そういったところに少しずつ活動費というかたちで回るのかもしれない」 「保護者が、これまでいろんなかたちで負担していた分がまったくなくなるので、その分がご家庭で次の高等教育に使うことになっていくのでは」 経済的な理由で私立高校への進学を控えていた家庭でも進路選択が広がる可能性もある「授業料の実質無償化」。 ただ、実際に4月から国の授業料の支援金が増加されるかは来年度の国の予算の成立次第となります。