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受託製造・受託試験特集

▼ヘルスケア関連の最新情報が知りたい方はこちら https://www.wellness-news.co.jp/ ▼企業様紹介専門チャンネルはこちら    / @hbn7437   ▼Twitterのフォローをお願いします！   / wng_news   　こんにちは、ウェルネスデイリーニュースです。 ＜改正食衛法施行に対応＞ 　食品衛生法が改正され、受託工場には、「ブラックコホシュ」、「コレウス・フォルスコリー」、「ドオウレン」、「プエラリア・ミリフィカ」などの指定成分を含む食品の製造については、健康食品GMPに基づく管理が求められ、販売する者においても、工場との情報共有と健康被害情報の報告などが義務付けられました。 　今回の法改正について、ウェルネスニュースグループが行ったアンケートによれば、「健康被害を未然に防ぐことができるため、消費者・業界にとって良い制度だと思う」と、評価する声が多く寄せられました。 ＜第２次「緊急事態宣言」で長期化懸念＞ 　新型コロナウイルスの感染拡大にともない、2度に及ぶ緊急事態宣言の発令により、積極的な営業活動ができず、新規顧客の開拓や既存客への新商品の提案ペースが鈍っています。東アジア、欧米を中心とした海外輸出の部分的な減少なども含めて、コロナの長期化がもたらす業績への打撃を懸念する声がちらほら聞かれ始めました。またここに来て、外資系企業による受託企業の買収話が本格化しています。 ＜オンライン化で商談ペースが加速＞ コロナ禍のもと、これまでの対面を中心とした営業から、オンライン商談やオンライン展示会にシフトする動きが急です。1度の商談で、営業担当者と開発担当者が複数同席することで、結論までのプロセスが早まっています。 また、海外を含めた遠隔地との商談に力を入れるなど、現状を前向きにとらえる事業者もあります。外部との接触機会を極力減らそうと、AIロボットを導入して製造ラインのフルオートメーション化を目指す工場、見学のために遠隔操作式カメラを導入する工場など、各社独自の工夫が商機を分けそうです。動画制作によるPRを取り入れる事業者も増加しています。 ＜コロナが業績を直撃～食品CRO＞ 　臨床試験などを請け負う食品CROの現状はどうでしょうか。業務の特性上、クリニックに人を集めて全ての作業を行うため、被験者とスタッフや医療従事者との接触が避けられません。 ある食品CROは、「時期的に医療機関への来院を敬遠する人が多く、被験者の確保も困難を極めた」と振り返ります。 ＜「免疫」CROに問合せ相次ぐ＞ 　緊急事態宣言発令で大きく影響を受けた食品CROですが、1回目の宣言解除前後に大手食品メーカーを中心に、止まっていた案件が一気に動き出しました。そこにさらに追い風となったのが、8月の「免疫機能の維持」を訴求する機能性表示食品の届出公表です。「免疫」を表示した製品が初めてということと、コロナ禍による国民のセルフメディケーションへの意識向上もあり、試験を請け負う食品CROに、免疫に関連する問い合わせが急増したと言います。一時的なブームではなく、1つの大きな流れになるのかもしれません。 ＜新たな試験スタイルを構築＞ 　これまでの臨床試験は、医療機関への来院をベースに進められてきました。コロナによるこれまで通りの試験実施が難しくなるなか、ウィズコロナの試験方法を提案する動きが急速に広がっています。 クリニックを使わない在宅型のスキームが登場し、多くの大手食品メーカーが注目しています。リモート臨床試験サービスを基調にした、遠隔検査なども注目されています。2回目の緊急事態宣言発令で、再び大規模試験への影響が懸念されるなか、有事に対応できる試験モデルの構築の是非が、今後のビジネスチャンスを大きく左右しそうです。 【ウェルネスニュースグループについて】 　株式会社ウェルネスニュースグループ（WNG）は、ヘルスケア産業界の健全化に向けて消費者目線に立った報道を行うと共に、安全で安心な商品の製造・販売に取り組む企業を応援しています。 代表挨拶：https://www.wellness-news.co.jp/corpo... 【お問い合わせ】 [email protected] #ニュース #報道 #ヘルスケア