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徳川吉宗ゆかりの地

２０１６年は、徳川吉宗が八代将軍に就任して「３００年」となる節目の年です。 和歌山市には、徳川吉宗にゆかりがある神社や碑などがたくさんありますので、いくつかご紹介します。 まず始めに「お誕生屋敷跡」です。 和歌山城から南へ約４００ｍのところにある民家の脇に、「徳川 吉宗生誕地の碑」が立っています。 この付近が、吉宗が生まれた場所の跡地とされています。 湊紺屋町には、「伝法屋敷跡（藩校跡）の碑」があります。 ここは、吉宗が紀州藩主を継ぐまでの間暮らした伝法屋敷があった場所です。 岡公園の近くにある刺田比古神社は、1,000年以上の歴史があり、生まれて間もない頃の吉宗に関わりが深い神社です。 また、吉宗の出世にあやかり「開運の神様」としても知られ、 全国からたくさんの人が訪れています。 和歌山城の南側にある小高い丘を上ったところに「岡山の寺鐘堂」があります。 吉宗によって建立されたこの鐘は、時間を知らせただけでなく、火事や洪水、外国船の出没など、非常事態の時にも活躍したようです。 報恩寺は、吉宗の父であり、二代紀州藩主である光貞が造営した寺院です。敷地内の石段を上ると、立派な石畳の先に、徳川家御廟所（ごびょうしょ）があります。 その一番右にあるのが、吉宗の正室：寛徳院のお墓です。 神秘的な雰囲気が、歴史を物語っています。 この他にも和歌山市には、吉宗ゆかりの地がたくさんあります。 ぜひみなさんも様々なゆかりの地を、一度訪ねてみてください。