チョコレートの巨匠　ジャン＝ポール・エヴァン　スペシャル・インタビュー　～Interview Jean-Paul Hévin～ скачать в хорошем качестве

チョコレートの巨匠　ジャン＝ポール・エヴァン　スペシャル・インタビュー　～Interview Jean-Paul Hévin～

1988年、パリで自身のブランドを創業し、活躍を続けるショコラティエ、ジャン＝ポール・エヴァンさん。その揺るぎない職人気質と卓越した感性によって繰り出されるショコラは、上質と洗練、そして遊び心に満ち、世界中のファンを魅了しています。 パティシエ・ノートでは、2025年2月のエヴァンさんの来日に合わせ、「ジャン＝ポール・エヴァン」東京ミッドタウン店にて、スペシャルなインタビューを行いました。 第１弾では、「カーヴ ア ショコラ」、「バー ア ショコラ」の誕生秘話から、チョコレートにかける情熱、日本への深い造詣、これからの人たちへのメッセージまで。 第２弾では、カメルーンでのカカオおよびカカオ生産者支援の活動に加え、ショコラティエとして抱く未来への思いも語ってくださいました。 エヴァンさんのエスプリあふれる貴重なインタビューを、ぜひお楽しみください。 ◆ジャン＝ポール・エヴァン Jean-Paul Hévin 1957年、フランス・マイエンヌ県メラル生まれ。16歳で製菓学校に入学。卒業後、ホテル「インターコンチネンタル・パリ」、ホテル 「ル・ブリストル・パリ」に勤務。ホテル「ニッコー・ド・パリ」でジョエル・ロブション氏に出会い、24歳でシェフ・パティシエに就任。数々のコンクールで優勝を飾る。1984～85年には、「ペルティエ」東京店のシェフ・パティシエを務める。86年、MOF（フランス国家最優秀職人章）をパティシエ・コンフィズール部門で受章。88年、自身のメゾン（ブランド）を創立し、「ジャン＝ポール・エヴァン」の前身となる初店舗、「ル・プティ・ブレ」をパリ7区にオープンする。1990年より、屋号を「ジャン＝ポール・エヴァン」に。2002年には、新宿と広島にブティックをオープンし、現在はフランス・パリに9店舗、日本に13店舗、台湾に2店舗を構える。ルレ・デセールやクラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ（C.C.C.）、ショコラティエ・アンガジェのメンバーとしても活躍し、2023年には、ワールド・ペストリー・スターズで、世界最優秀ショコラティエ・パティシエに選出。カメルーンに、自身の資金提供によるカカオのポスト・ハーベストセンター「エヴァン エヌコロサン」を設立するなど、カカオおよびカカオ生産者支援にも力を注ぐ。 🍫目次 0：56　ブティックのコンセプト 2：33　チョコレート作りのこだわり 5：10　日仏のブティックと商品展開 6：00　日本で魅力を感じること 8：50　ボンボン・ショコラについて 12：56　毎年のコレクションについて 16：43　これからの世代へのアドバイス ◆制作　「パティシエ・ノート」   / patissiersnotes   ◆聞き手 interviewer 瀬戸 理恵子 Rieko Seto フードエディター・ライター / journalist フランスで製菓を学び、雑誌『料理王国』、『料理通信』の編集者を経て独立。雑誌やWEB、新聞などで執筆し、名だたるパティシエたちの書籍制作にも携わる。   / rieko_seto   ◆撮影 photographing / filming 合田 昌弘 Masahiro Goda 写真家・フォトグラファー / photographer フランスでの延べ10年の生活を経て、帰国。雑誌やWEB、新聞、広告、書籍などで撮影を数多く担当し、著名な料理人やパティシエ、料理研究家などからの信頼も厚い。   / goda_masahiro   ◆デザイン editor / design 庄司 誠 Makoto Shoji デザイナー / designer 奥村靭正に師事してThe Studio Tokyo Japan inc.に入社。デザイン会社を経て浅草橋にある望月印刷株式会社に入社し現在に至る。エビタイデザイン名義で活動中。 ◆ディレクション director of production 柿本 礼子 Reiko Kakimoto 食の編集者・執筆者 / journalist エシカルな食を基軸に、農業、漁業、畜産業などの産地から、料理人のクリエイションまで、幅広く真摯に取材を広げ、雑誌やWEB、新聞などで執筆。書籍の制作も多数手がける。   / kakimotoreiko