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「急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫」

「急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫」についてわかりやすく解説した動画です。 転倒・転落や交通事故などで頭を強く打ったときに、脳と頭蓋骨の間に出血を起こすことがあります。それが急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫です。 急性硬膜下血腫は脳を包む膜である硬膜の下に出血を起こしたものです。脳と硬膜の間にたまった血液が脳を圧迫します。出血の量が多くなると、手足の麻痺や意識障害を起こします。ケガをした直後は意識もしっかりしており（＝この時期を「意識清明期」と呼びます）症状が軽くても、時間経過とともに症状が進んで意識がなくなることがあり注意が必要です。 急性硬膜外血腫はケガで頭蓋骨に骨折を起こした際に、脳を包む膜である硬膜が骨折線に沿って裂けることで起こります。頭蓋骨と硬膜の間に出血がたまるので硬膜外血腫と呼ばれます。急性硬膜下血腫に比べて脳へのダメージが軽い場合が多いですが、出血量が多くなると脳の圧迫による症状（手足の麻痺や意識障害）が起こることがあります。 急性硬膜下血腫も急性硬膜外血腫も時間経過とともに症状が変わる可能性がありますので、「読谷紅いもクリニック」での診察とMRI検査で血腫が見つかった場合には、手術を含めた緊急対応のできる大きな病院に紹介して経過観察入院をしていただいております。