野島の掩体壕 скачать в хорошем качестве

野島の掩体壕

横浜市の野島公園内に残る掩体壕です。 旧海軍横須賀航空隊向けに太平洋戦争末期の昭和20年３月15日から６月30日にかけて旧海軍第300設営隊により造られたのが隊の戦時日誌に記されてます。ここと同時に夏島掩体壕も造られ両掩体壕を合わせて海軍の小型機100機を格納する計画でしたが完成しても使われる事なく敗戦となった様です。 野島山を貫いて造られており、国内最大級の掩体壕になります。 自分の憶測ですが海に面しており、水上機を想定して造られたのではないかと思われます。 掩体壕入口の高さも各地飛行場跡に残る掩体壕入口よりも高さがあります。そんな事からフロート付きの小型機を格納予定だったのではと推測します。 掩体壕前の直ぐ近くの海岸には、当時造られたであろう石積み、コンクリート製の突堤があったりしますし、掩体壕に向かってなだらかになってるのも理由です。 第300設営隊は横須賀海軍施設部第１部隊を改変した部隊で、海軍将兵に技術者を加えた精鋭で日吉台（横浜市港北区）の連合艦隊総司令部地下壕や松代大本営地下壕（長野県松代町）などの建設にも加わっていました。 #military #野島公園 #野島掩体壕 #掩体壕 #旧海軍遺構