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絵本『もりのかくれんぼう』

1978年に出版された、もりのかくれんぼうという絵本です。 子供が森の動物を探しながら、楽しみながら、飽きずに読み進めることができた本でした。 最後の結末が５歳の子供には分かりにくかったかもしれません。 子供的にはトトロのような世界に迷い込んだ感じに近いお話だったように思います。 最近、私の地域で高速道路ができてきました。 その結果、山から猿達が降りてくるようになったりと、 人間が自然を破壊したり、生態系を変えたり、動物の住処をなくしているとすごく感じます。 作中でも、心地よいと言っていますが、とても綺麗な山、居心地のよく、素敵な山は自分たちの家を建てるためになくなっていた。 なんとも切ないお話だと感じました。 しかし、またどこかで会えると期待しています。 そこにまた、深読みですが、自然破壊ではなく、また自然を増やしていける、増やせる希望が込められている気がしました。 隠れるのがうまくても、隠れるところがなくなってしまえば出てくるしかない。 しかし、出てきてしまえばなかなか共存ができない。 増やしていきましょう。自然を。 是非この本を手に取って何か感じていただければと思います。 #はやしあきこ #読み聞かせ #絵本 #オススメ #子供 #大人 #切ない #面白い #楽しい