【DM09】"5つ"のルール変更!?そして初の殿堂後の地区大会を制したのは…DM09発売時の2chの反応まとめ【デュエルマスターズ】 скачать в хорошем качестве

【DM09】"5つ"のルール変更!?そして初の殿堂後の地区大会を制したのは…DM09発売時の2chの反応まとめ【デュエルマスターズ】

当時のブログ（WaybackMachine） https://web.archive.org/web/200406070... 週間コロコロコミック　デュエルジャック　その12がdm09です https://www.corocoro.jp/title/290 シリーズ再生リスト    • 【DM08】リーフ時代終了！超神龍からの殿堂発表で過去一盛り上がったdm0...   音声は年末のものなんでね、年末のゆったり気分でやってたから最後の話がまさか5分もあるとは思わなかったよ。でもいいじゃんね。素敵やん。 僕の誰得昔話のコーナー 〜センチネルガード〜 幼稚園年長の終わり頃、僕はピアノ教室に通わ”される”こととなったんだ。 今となってはとても教育熱心な親だったんだなと感謝、感心もするけど、当時はピアノがある日曜夕方が苦痛で仕方なかった。 僕にとってピアノはただ指定の時間に指定のボタンを押す刑務作業であり、そこに「タンバリンの音聴いて！楽しそうに！」とか「スタッカートでここは楽しそうに！」とか言われても、中国語で啖呵を切られてるようにしか聞こえない。何がダメなのかわからないのだから、何故怒られてるのかわからない。しかも先生も大いにやるせない表情をしてるのがもう見なくてもわかるからよりしんどい。姉を教えてる時の先生の背筋は伸びてるが、僕の時は猫背なんだ。それでスタッカートが出るわけないだろう、口で教える前に鼻に割り箸でも刺して踊ってみてはくれないか。 そんなイベントが"日曜の夕方”に”毎週”あったのだ。どれほど憂鬱かわかってほしい。僕は小1の春にはもうピアノ教室が億劫であった。毎回教室に5分前に着くように家から押し出されていたが、毎回5分遅刻するように遠回りして向かっていた。 その日も僕は駐車場と人ん家の隙間のちっこい水路の隙間をカニ歩きで渡ることで気を紛らし時間を潰していた。 するとその道？を抜けた先に「バルガゲイザー」が落ちてるのが見えた！！（当時はよく道端にデュエマが落ちていたのだ。「シェルラック」なんてもう見飽きたくらい道に落ちてたし、「ベリー」はよく生垣の間に挟まっていた。）でも「バルガゲイザー」はなんてこったである。「エレーナ」を買ってしまって後悔していた僕にまたとない光である。ビバ！ピアノ教室！！今日は「星に願いを」でも「ちょうちょ」でもなんでも楽しそうに弾いてやるよ！！ 瞬間、他のやつに盗まれてたまるか！とまるで自分の物かのようにバッと飛び込んで見た。 「メルガルス」だった。 僕が「バルガゲイザー」だと思ったものは「メルガルス」だった。「メルガルス」…だった。 目が悪いわけじゃない、視力は2.0。ピアノ教室という悪魔が幻覚を見せてきたのだ、そうに違いない。そうじゃなきゃやってられない、いや、どのみちもうやってられない。チーズの入った捕獲かごに飛び込むネズミのように思えてきたんだもの。その罠ですらないんだもの、大愚者。 こうなりゃ全部「いや」である。メルガルスに似たようなドラゴンを用意したタカラも、ここにシェルラックではなくメルガルスを落としていったやつも、当然ピアノも。ぜーーーんぶわちゃくちゃにしてやりたい。 だからもうピアノ教室をサボることにしてやった！！どうだすごいだろう！とメルガルスを睨みつけてやった。ちょうど学校で僕だけ「たこやきマントマン」を知らなかったということで自分の未熟さを気にしていたところだ。ここいらで「家出」ぽいカッコいいことをしておくのも威厳？のため悪く無いと思えてきた。 そうなると行く場所は一つしかない、駄菓子屋。「家出といえば外食だろう！」なんて洒落た発想はなく、ただ駄菓子屋しかひとりでの暇つぶしを知らない狭い世界で生きていたってのが理由だけど、そうと決まると先ほどまでとは打って変わって走って向かう。ルンルンではなくバクバク走る。 で、この時期の僕は駄菓子屋の「にゅるにゅる！って吸い込む長いゼリーみたいなやつ」と「爪楊枝で刺す電卓みたいなやつ」の二つも楽しみだったが、何よりはデュエルマスターズのパックを楽しみに駄菓子屋に向かうのだ。 しかも1パック130円である。 今の人は信じれないだろうが僕の地元では駄菓子屋に130円で最新のデュエマが売っていた。植物の種のコーナーの横に。いやまあ、駄菓子屋に植物の種があるのも変だなと今は思うけど、そこは僕たちにとって駄菓子屋であり、デュエマ売り場であった。 で、それを眺めるだけで楽しかった。130円なんて大金なかなか持ってないからね。「誰か買わないかなー」と思いながらみんな駄菓子屋の前のベンチでお菓子をゆっくり食べるのだ。これが小学一年生の「乙」ってもんなのだ。その後、小学校でサッカーをしてウォータークーラーではなくラーメン屋で冷たい水をタダでもらい学校の体育館前のコンクリートで地べたデュエマをする。これが「至福」ってもんなのだ。 話が逸れたけど、とにかく駄菓子屋へ向かうとちょうど3学年ほど上の人たちがデュエマを剥き終わってベンチに座って駄菓子を食べているのが見えた。シメた！と思い駆けよりカードを見せてもらうことにした。すると彼らは「なんもないよ」みたいな感じで快く渡してくれた。 なんもないわけあるか！とその時僕は「センチネル・ガード」を必死こいて見ていたのを覚えている。とてつもないことを書いてるように見えたのだ。 で、別にこの後そのカードをくれるとかそんな漫画みたいな展開になることもなく、すぐ彼らは自転車を颯爽と乗りこなし児童館の方向へと消えていったのだけれど。それだけの話なんだけど、妙にこの時の風の質感を覚えている。 1人になり、何かあった時のための公衆電話用のお金で買った「ニュルニュル」を口の中で楽しく遊ばせてはみるものの、春なのに秋のような彩度であった。 ひたとピアノ教室へ向かうことにした。 ・ ・ ・ 今の僕は「メルガルス」をいらねっと思ったが「センチネルガード」はとても素敵なカードに見えた。でも年上の彼らにとってはその「センチネルガード」すらいらねっだったんだ。 ここに「哀愁」を感じるほど歳をとってはいなかった。それでも心が動いたから風の質感が刻まれたのだと思う。一年半前、僕は「炎のたてがみ」で喜び騒いでいたんだ。 ・ ・ ・ ピアノ教室へ着くと先生はとても心配していた様子であり、すぐさま僕の家に電話をかけ始めた。居心地の悪さから笑ってしまいそうになったが一応神妙そうな顔をしておく狡賢さはこの頃からあったと思う。笑いを我慢して口をタコにちゃうとそれはそれで怒られるから口をタコにしないようにと気をつけていた幼少期である。 おばあちゃんが出たらしく、「声聞かせなさい！」と先生は僕を電話のとこまで手招きした。バツの悪い顔で応じるとおばあちゃんは僕の行動を察していたのだろうか、はたまた僕を安心させるためだろうか、理由は分からないが何も心配していないかのような口調であった。この時僕はスタッカート。 こんなもん酒でも飲まなきゃ恥ずかしくて書けやしないからね、このメモを今一人、居酒屋でぼちぼち書いてたんだ。氷みたいな馬刺しが届いた暇つぶしにもいいかと思って書いたんだんだけど、書き終わってもまだ氷。 これ全国の居酒屋に言いたいんやけど馬刺しの未解凍率高すぎるぞ。待つから解凍して出してくれよ。で、氷みたいな馬刺し食べるたびに思うけど味ねえな馬刺しって。温度が美味しいだけだわ。 #デュエルマスターズ