У нас вы можете посмотреть бесплатно 福祉国家をめぐる理論(前編) マーシャル、ハイエク、ティトマス、ウィレンスキー 7割を目指す講義NO.6 現代社会と福祉 или скачать в максимальном доступном качестве, видео которое было загружено на ютуб. Для загрузки выберите вариант из формы ниже:
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愛知県の知多半島内半田市にあるアール総合法律事務所の弁護士・社会福祉士の榊原尚之と申します。 講師歴としては、元東京アカデミー講師、日本福祉大学ゲスト講師、元名城大学大学院非常勤講師 今後も福祉系の動画を配信していきますので、チャンネル登録をお願いします。 / @swsakaki ツイッターは、こちら 国家試験に有益な情報をつぶやいています。 / h5nlyjozrqzjy81 インスタは、こちら 国家試験に有益な情報を表等にしてアップしています。 / swsakaki 7割を目指す講義NO.6 福祉国家をめぐる理論(前編) 1.福祉国家について 福祉国家とは、国民全体の福祉を目的とした国家を言います。 より具体的には、社会保障制度が国の施策の中に組み込まれている状態の国家を指します。 福祉国家は、第二次世界大戦後のヨーロッパ諸国において典型的な発展をみています。欧米でも日本でも、1970年代に社会保障の基本的な体制が成立したと言えます。 (1)マーシャル 福祉国家に関しては、イギリスの社会学者であるトマス・マーシャル(1893年ー1981年)が、1950年の「シティズンシップと社会的階級」の論文の中で、シティズンシップ(市民権 ある共同社会の完全な成員である人々に与えられた地位身分のこと。要するに、文明市民の生活を支える権利のこと)という観点から説明をしています。 マーシャルの根底にある考えは、労働者階級を含めたすべての人びとが文明市民としての生活を送るためには、ある程度国家が強制的に権利を保障すべきである、というものです。 マーシャルは、シティズンシップ(市民権)を3つに分類します。 市民的権利、政治的権利、社会的権利です。 ①市民的権利(人身の自由、言論・思想の自由、財産権など、個人の自由のために必要な権利) ②政治的権利(特権階級だけでなく労働者階級の政治に参加する権利 選挙権や被選挙権を指す) ③社会的権利(マーシャルによると、文明市民としての生活を送る権利等。今で言う生存権、教育を受ける権利のことですね。) の3つに分けます。 そして、マーシャルによると、それぞれの権利が形成された歴史的過程については、大まかに言うと、1688年のイギリスの名誉革命を経て、市民的権利は18世紀に、政治的権利は19世紀に、社会的権利は20世紀に入って形成されたと言っています。 その上で、マーシャル曰く、20世紀に入って、シティズンシップの中に社会的権利を組み入れたことは、社会的不平等等の全パターンを修正する試みであると述べています。 どういうことかというと、労働者階級の人びとは市民的権利を法的に保護されているが、実質的に権利を行使する保障はありませんでした。例えば、読み書き能力が十分ではない労働者階級の人びとに、言論の自由を認めても権利を行使する能力はありません。そこで、教育を受ける権利を市民権に参入させる必要がある、ということです。 福祉国家は、社会的権利をシティズンシップ(市民権)に参入させた段階で成立する国家であると主張しています。 要するに、社会的権利を市民権に入れていくことで、初めて福祉国家と言えるんだと唱えました。 マーシャルの業績としては、社会権という概念を導入したという点で、大変重要な人になります。 覚え方 マーシャルだけに社会的権利 (2)ハイエク ここで、福祉国家を徹底的に批判した人を紹介しておきます。 経済学者のフリードリヒ・ハイエク(オーストリア出身 1899年ー1992年)になります。 ハイエクは、1960年、著書「自由の条件」において、小さな政府を目指す新自由主義の立場から、個人の自由を維持し続けるためには、国家は経済に介入するべきではなく、自由な市場経済が保たれることが重要だとして、あくまでも自由主義経済の優位性を提唱しました。 ハイエクは、たとえ社会の格差をなくす等、福祉を向上させるという目標であっても、国家が福祉国家となって、国民に究極的な目標を提示することは個人の自由の抑圧につながる。それは、最終的にはファシズムや社会主義の独裁国家にいたると言いました。 ここにいうファシズムとは、権力で労働者階級を抑え、外国に対しては侵略政策をとる独裁制のことです。 ですから、ファシズムが独裁国家に至るのは分かります。 しかし、社会主義は、そもそもは、みんなが平等で公正な社会を実現しようという思想を基にして、富を平等に分配するためにその生産手段を社会のものにする制度です。ですから、社会主義については、歴史的な事実はどうだったかは別にして、考え方としては独裁国家に至るというのは理解しにくいところがあります。平等の社会を目指す社会主義国が、なぜ独裁国家に至ってしまうのか。 確かに、ソ連とかは、スターリンの個人独裁が確立していきましたよね。ハイエクは、国が、「大きな政府」になって、中央集権化し、強大な権力を持つシステムができあがった時、このシステムを悪用する為政者が出てきてしまうと、為政者が強大な権力を乱用することになり、独裁国家に至ってしまう。だから、社会主義は、本質的にファシズムと同根であると言っています。 2.福祉モデルについて (1)ティトマス リチャード・ティトマス(1907ー1973)というイギリスの社会学者(ロンドン大学の元教授)がいます。 ティトマスは、社会福祉政策として、公的福祉がどのように福祉ニーズを満たすのかということで、3つの福祉モデルを理論的に整理しました。 ポイントは、福祉国家が果たす役割は何なのかということです。 ですから、その国の福祉国家の役割がどうなっているのかという視点で福祉国家を分類したわけです。 ①残余的福祉モデル、②産業的業績達成モデル、③制度的再分配モデルです。 ①残余的な福祉モデル 市場(マーケット)の中のいろいろなサービスや家族、インフォーマルな様々な問題解決への援助や支援の中で、まずは生活上の必要を解決する。そして、公的福祉は、そういうマーケットでも家族でも満たせないような生活上の必要、つまり、ニーズを充足していくものである。 そういう消去法で消していって残ったものに対応していくようなニーズの対応をしていくという国の役割を残余的福祉モデルであるとしています。 アメリカなどの市場原理主義の考え方は、これになってきます。 例えば、介護等の福祉ニーズに対して、家族の力だけでは足りない場合に福祉政策で補うというモデルになります。 ②産業的業績達成モデル これは公的福祉の給付の仕方として、働いた人の業績の成果に応じてニーズを充足して給付をするという考え方になります。 その人がどれだけ仕事をしているか、社会的に労働によっていろいろなものを作っているか。そういう力の評価、成果に応じてニーズを充足し給付をするわけです。 要するに、産業的に成功した者(高所得者)ほど、高い給付が受けられるというモデルです。 例えば、年金はその人がたくさん稼いでしっかりと社会保険料を支払うことで将来たくさんの年金をもらえます。逆に収入が少ない人は、保険料をそれほど支払っていないので将来あまり年金をもらえません。 この点、各国の社会保険で見た場合、イギリスは平等型と言えます。ですから、社会保険のモデルなどは一律の保険料(下限賃金を超える給与を得ている者については、給与の10%)であり、均一給付が基本になっています。 これに対し、ドイツの医療保険は、所得比例主義を採用し、所得に応じて保険料を納め、払い込んだ保険料に比例して給付が変わります。 要するに、平等型は、生活に必要な額はこれだけだという基準を定めて、それをどういう所得の人であっても一律に給付するということになります。これに対し、所得比例型は、保険料の見返りとして給付額も比例して対応していくことになります。ですから、保険料も給付も人によって違いがあります。 所得比例型の仕組みは、ドイツ、フランスなどで採用されています。 まとめますと、産業的業績達成モデルというのは、公的福祉の給付について、成果に応じてニーズを充足させていくという考え方です。 ③制度的再分配モデル これは社会的な視点から、資源を所得とか収入成果でなくて、必要に応じて、これは応能負担の考え方にあたると思いますが、そういう社会的な視点から資源を公平に再分配していくというモデルです。 ですから、社会的に資源を再分配をして平等化していくところを強めていくようなやり方です。 具体的には、保険料などの負担を高所得者には重く、低所得者には軽くすることで、所得を再分配するというモデルになります。 #社会福祉士 #現代社会と福祉 #マーシャル #ハイエク #ティトマス