北海道・苫前町の沖合でホタテ漁船転覆　朝から捜索も２人の行方分からず　なぜ、転覆事故が…　専門家は скачать в хорошем качестве

北海道・苫前町の沖合でホタテ漁船転覆　朝から捜索も２人の行方分からず　なぜ、転覆事故が…　専門家は

青い船底を上に向けた状態で海に浮かぶ船。１６日、苫前町の沖合で転覆した北るもい漁協苫前支所所属のホタテ漁船「第二十八三宝丸」です。 船から海に投げ出された５人のうち３人は仲間の船に救助されましたが、乗組員の堀井直樹さん２９歳と金野仁泰さん４８歳の行方がわからなくなっています。 北るもい漁協苫前支所・砂原宣洋支所長) 「周りにいた船がその事故の状況に気付いて、間に合った人は助けられたし、間に合わなかった人は見えなくなってしまった」。 現場は留萌市の北にある日本海に面した苫前町。苫前漁港から西におよそ１０キロ沖合にあるホタテの養殖施設です。 事故が起きた１６日午後３時ごろ、「第二十八三宝丸」はホタテが入った養殖かごをクレーンで引き上げる作業をしていました。当時、作業は終盤で船にはすでに引き揚げた養殖かごが載っていましたが、そこで船体のバランスが崩れ、転覆したとみられています。 北るもい漁協苫前支所・砂原宣洋支所長) 「最後、終盤で、上げたときに、船も荷物も多くて、ちょっと沈んで低くなっていたと思うので、それの傾きで水が入った可能性もあるかな」。 加藤諒也記者) 「転覆事故が起きたきのうは波が穏やかでいつも通りホタテ漁が行われていたということです」。 留萌海上保安部によりますと当時の海は風が６メートル波の高さが０．５メートルと穏やかでした。なぜ、転覆事故が起きたのでしょうか。専門家は… 神戸大学大学院海事科学研究科・若林伸和教授) 「船の横の方で重いものを上げたら重さに負けて転覆してしまうことはある。（アームの)振り出し方が大きければ大きいほど船にかかる力が大きくなるので、作業のやり方がどうだったのか検証する必要はある」。 １７日は苫前町やその周辺の漁協に所属する漁船およそ３０隻が、朝から捜索を行いました。 捜索に参加した漁師 「見つかってほしいなと思うんだけど、みんな必死にやってますよ」。 　　　　　　 現場では１７日午前、海保の機動救難士が潜水し転覆した船の中を捜索しましたが、行方不明者は見つかりませんでした。転覆した「第二十八三宝丸」は台船に引き上げられ、このあと苫前漁港に戻る予定です。 今後、海保が船の状況などを詳しく調べる方針です。 ▼HTB北海道ニュース　公式サイト https://www.htb.co.jp/news/ ▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」 https://www.htb.co.jp/news/info.html ▼HTB北海道ニュースのSNS Twitter　  / htb_news   Facebook　  / htbnews   TikTok　  / htb_hokkaidonews   #苫前町 #ホタテ漁船 #転覆 #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース