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Kachi-kachi Yama (kachi-kachi being an onomatopoeia of the sound a fire makes, roughly translates to "Fire-Crackle Mountain"), also known as Kachi-Kachi Mountain and The Farmer and the Badger, is a Japanese folktale in which a tanuki (Japanese raccoon dog) is the villain, rather than the more usual boisterous, well-endowed alcoholic. 有名な『かちかち山』を、#やさしい日本語 #EasyJapanese でリライトしました。仇討ち文化や儒教的価値観が万国共通ではないだろうし、後味が悪い展開ではありますが、ストーリー展開的には理解しやすいと思います。 【音楽・効果音】 https://dova-s.jp/ https://on-jin.com/ 【イラスト】 https://www.irasutoya.com/ https://www.ac-illust.com/ スクリプト(動画の字幕と完全に一致するものではありません)----------- 昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが仲良く暮らしていました。近くの山に、悪いタヌキが住んでいました。タヌキはいつもお爺さんの畑を荒らして、お婆さんが作った食べ物を盗んで食べてしまいます。お爺さんとお婆さんは、とても困っていました。 ある日、お爺さんは、ウサギに会いました。タヌキがいたずらをしましたから、ウサギはひどいケガをしていました。お爺さんはウサギを抱いて家に連れて帰って、手当てをしてあげました。ウサギはお礼に、毎日お爺さんの畑仕事を手伝ったり、お婆さんの料理を手伝ったりしました。お爺さんとお婆さんは、ウサギを自分たちの本当の子供のようにかわいがりました。 ある日、またタヌキが畑を荒らしました。お爺さんは怒りました。 「これは、ひどすぎます。ちょっと懲らしめなければなりません」 お爺さんは罠を仕掛けて、タヌキを捕まえました。 お爺さんはタヌキを家の天井につるして、大きい声でお婆さんに言いました。 「お婆さん、今晩はタヌキ料理を作ってください」 「はいはい」 お爺さんは、畑を直しに行きました。 お婆さんは、晩ご飯の準備を始めました。タヌキは、お婆さんに言いました。 「私は反省しました。もう畑を荒らしません。食べ物も盗みません。許してください」 タヌキはいつも嘘をつきますから、お婆さんは信じませんでした。 薪を運んだり、火を起こしたり、昔の料理は大変です。お婆さんは腰が痛くなって、トントンと腰を叩きました。 「お婆さん、腰が痛いですか。私が手伝ってあげましょう」 「いいえ、けっこうです。私は一人でできますよ」 「お婆さん、私は今晩死ぬんでしょう?」タヌキは泣きながら言いました。「今まで私は、悪いことをたくさんしました。死ぬ前に、何か一つ、いいことをしてから死にたいです」 お婆さんは、タヌキがかわいそうになりました。 「じゃあ、ちょっと手伝ってください」お婆さんは、タヌキの縄をほどいて、天井から降ろしてあげました。 しかしタヌキは自由になると、すぐお婆さんを殺して、逃げました。 夜になって家へ帰ったお爺さんは、死んでいるお婆さんを見つけて泣きました。遊びに来たウサギも、泣きました。 「お爺さん、私はお婆さんの敵を討ちます」 ウサギはそう言って、出て行きました。 ウサギは、タヌキがよく通る道で薪をたくさん集めました。 タヌキが来て、聞きました。「ウサギさん、なにをしていますか」 ウサギは答えました。「薪を集めています。これを町で売ったら、お金になりますからね」 「そうですか。よし、私も薪を集めましょう」 タヌキは薪をたくさん集めて、背負いました。 町へ行く途中、ウサギはタヌキの後ろで、カチカチと火打石を打ちました。 タヌキが聞きました。「何だ、このカチカチという音は」 「タヌキさん、知りませんか? ここはカチカチ山ですよ。カチカチという不思議な音が聞こえる山です」 「そうか」 やがて、タヌキの薪はボウボウと燃え始めました。 タヌキが聞きました。「なんだ、このボウボウという音は」 「タヌキさん、知りませんか? ここはボウボウ鳥がいるところですよ。ボウボウ鳥は、ボウボウと鳴きます」 「そうか」 火はだんだん大きくなりました。 「今日は暑いね、ウサギさん。…熱い、熱い! なんだ、背中が燃えている! たすけてくれ!」 タヌキは背中をひどく火傷しました。 次の日ウサギは、タヌキの家へ行きました。 「災難でしたね、タヌキさん。火傷によく効く薬を持ってきましたよ」 寝ていたタヌキは喜びました。 「ありがとうウサギさん、早く背中に塗ってください」 ウサギはタヌキの背中に、カラシを塗りました。 「痛い、痛い! なんだコレ!」 「よく効く薬は沁みますからね。がまんしてください。すぐ治りますよ」 タヌキの火傷は、もっと悪くなって、なかなか治りませんでした。 ようやく火傷が治ったころ、ウサギはまたタヌキの家へ行きました。 「タヌキさん、魚を釣りに行きませんか。船で海の深いところへ行くと、魚がたくさんいますよ」 「いいですね。おいしい魚を食べたいです」 タヌキは喜んで、ウサギといっしょに海へ行きました。 浜に、小さい木の船と、大きい泥の船がありました。 「私は体が小さいから、小さい船に乗ります。タヌキさんは、大きい船に乗ってください。そして、大きい魚を取ってください」 「いいですね」 ウサギは木の船に、タヌキは泥の船に乗って、海の深いところへ行きました。やがて泥の船は、溶け始めました。 「あれ?船の中に水が入ります。この船は、悪いですね」 泥の船はどんどん溶けて、とうとう壊れました。 タヌキは海に落ちました。「ウサギさん、たすけて!」 「タヌキ、おまえは私が大好きだったお婆さんを殺した。これは敵討ちだ!」 タヌキは泳げませんでしたから、溺れて死にました。 ウサギはお爺さんの家へ行って、報告しました。それから、いっしょにお婆さんのお墓へ行って、敵を討ったことを報告しました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおわり